“いとみち”とは三味線を弾くときに指にできる糸道のこと。そこから名前の由来をもつ相馬いとは、青森県弘前の高校に通う高校生。祖母、今は亡き母から引き継ぎ、特技は津軽三味線だが、強い津軽弁訛りと人見知りのせいで、本当の自分は誰にも見せられず、友人もいない。 そこで、思い切ってはじめたアルバイト先は、なんとメイドカフェ。 少しあやしげな店長、先輩メイドたちのシングルマザーの幸子、漫画家を目指す智美、そ…
“いとみち”とは三味線を弾くときに指にできる糸道のこと。そこから名前の由来をもつ相馬いとは、青森県弘前の高校に通う高校生。祖母、今は亡き母から引き継ぎ、特技は津軽三味線だが、強い津軽弁訛りと人見知りのせいで、本当の自分は誰にも見せられず、友人もいない。 そこで、思い切ってはじめたアルバイト先は、なんとメイドカフェ。 少しあやしげな店長、先輩メイドたちのシングルマザーの幸子、漫画家を目指す智美、そして風変りな常連客たち。メイドカフェで働く娘を心配しつつ見守る父親も登場し、いとの成長を描く。メイド服で津軽三味線をかき鳴らすいとが、本当の自分を解放する時-、自分らしく、色鮮やかな人生を織りなしていく!
青森のメイドカフェの話って、何にも期待できなかったけど、とっても良かった。
主人公や、婆の台詞、4割くらいは聞き取れないけど、伝わる気がするの面白い。実際にそこにいるみたいに思える。
頑張ってる…
津軽弁の強い方言と三味線という伝統的な特技がコンプレックスで、中々友人ができず孤独に暮らしていた主人公の女の子が様々な出会いを通じて殻を破っていく。
王道な成長物語のさなかにあって何をおいても作品…
女子高生の成長物語。
あらすじだけ聞くと、ご当地アピールのウエルメイドな映画っていう先入観が生じます。
ところがどっこい、さわやかテイストの娯楽作になってますよ。
女子高生、三味線、津軽弁、…
何も小難しいことはやっていない。
ただ、いとちゃん頑張れと思う。
それだけでこんなに、こんなに温かいのか。
人の心の輪郭を優しくそっと撫でるような、
そんな映画。
いとちゃんへ感情移入することで、…
三味線×メイドカフェの組み合わせにまんまと惹かれて。
主人公が自分を変えようと頑張ったり、物語の中で山場があって乗り越えたり、ありがちなストーリーではあるのだけどだからこその面白さと、徹底的な青森…
(C)2021『いとみち』製作委員会