雨の夜、赤ちゃんポストに子供を置きに来る若い母親の姿から始まる本作は、誰一人特別な才能やあり得ない状況にはない、日本でも普通にいる人間たちの姿が描かれている。
それぞれが過去を持ち、事情があり、葛藤…
是枝裕和らしさが本当に強く表れている作品だった。いくつかの瞬間は『万引き家族』を思い起こさせるような雰囲気があった。ブローカーと実の母親が一緒に子どもを売りに行くという、一見ありえなさそうな設定が、…
>>続きを読むこの時間が、ずっと続けばいいのに、と願ってしまった。
親子って、なんだろう。
血が繋がってない人達が本当の家族のようになっていくのは、他の是枝さんの作品にも通ずるものがありました。
最後にサンヒョ…
前見たけど途中でやめたやつもう一回見た。
サンヒョンは違法な取引をしてはいるものの赤ちゃんの幸せをちゃんと考えてる。1人の人物にも多くの視点を与えてくれる、是枝監督らしい作品。
一緒に旅をした5人…
是枝監督が描く疑似家族のロードムービーは、心の傷や後悔を持つ登場人物たちが、それぞれに少しずつ寄り添う姿が温かかった。
その過程には、「産んでから捨てるより、産む前に殺す方が罪が軽いの?」とか「…
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