音響効果もありホラー的な演出だがホラーとは呼び難い歪な作品。夏の陽炎に揺れる面影を追う白昼夢。どこかフィッシュマンズを思い出したり、ボーズ・オブ・カナダ聴きたくなったり。今の時期に見るのにちょうど好…
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「屋根裏の巳已己」、読み方は「やねうらのみいこ」。2022/06/26にMXテレビのPFFアワードセレクションで放送されてたのを録画しておいて今日見た。序盤から鬱屈とした描写が続き、心が暗く落ち窪ん…
>>続きを読むいわゆるインディーズ映画。あまり見ないカメラアングルやエフェクトなどの多用は、主人公の危うい精神状態の表現と考えると、ある程度成功していると思う。ただ長尺で何も起こらないシーンが多くて ちょっとイラ…
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不穏なBGM、ぶれまくりのカメラワーク、ツギハギみたいな繋がり方のショット、分かるようで分からないストーリー、かなり人を選ぶタイプの映画。
短編の漫画とかでありそうなこじんまりとした奥行き。
10…
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ミーコという名前が、なぜ「巳已己」という、こんな当て字なのだろう。それが、死者の幻感を醸し出すのに一役買っていた気がした。
ボクが小学校の時に死んだはずのミーコの後ろ姿をずっとスケッチしていた。ボ…