でぃすたんすの作品情報・感想・評価

「でぃすたんす」に投稿された感想・評価

コロナ禍の自粛期間直撃でリモート映画ならではの画面越しリアルな心的距離感の設定は上手いんだが、やっぱり滝藤賢一がどうしてもクセ強すぎる気がする…笑。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
〈短編〉
緊急事態宣言中のテレワークの話💻
なのでパソコンとスマホの画面のみです
友達とオンライン飲みしてたときに
オンラインサロンだっけ?
を教えてもらって…
こうゆうのもあるんですねー
30分3千円て高い…
筧美和子さんが可愛いな❤️
コロナ禍、男(滝藤賢一)は妻と喧嘩し、妻は実家に帰る。一人残された男は、リモートワークに勤しんでいる。そんな状況を知った同僚は、男をリモートラウンジに誘う。男は、そんなことはやらないと拒否していたのだが、こっそりやり始める。そしてそこで出会った女性(筧美和子)に妻とのことを相談し始める。

滝藤賢一の男の本質(なるもの)を体現しているような演技が凄かった。よき管理職者的な振る舞い、下心がある感じの男の飲み方、ラウンジの女性との話し方、既視感が満載だった。

本作では、ディスプレイ越しの対面と直接の対面を並列な関係として描き、かつディスプレイ越しの対面に一定の価値を置いている気がする。
なぜなら喧嘩の原因になった妻や子どもへの配慮のなさや、非家族な女性との対話や出来事を通して解決を図ること、非家族な女性が仕事の場に登場することは、コロナ禍であることやディスプレイ越しの対面とに関わらずーただし物語を駆動させる一定の条件であるとは思うがー、あり得るべき事柄だと思うからである。また男と妻の和解が物語で図られており、リモート環境の価値も示している。

しかしそこまで並列に描けるものなのかと思う。実際、ディスプレイ越しのコミュニケーションでは、回線が遅延したり、同時に発声したりとディスコミュニケーションの状況がよく生じる。ラウンジの空間だってそうだ。ディスプレイを前に一人で酒を飲んでいる様はなんだか滑稽だし、ラウンジの女性が言ったように自宅に招き入れるといったあの危うさが重要な意味を持っているのではないだろうか。そして物語の終着は、男と妻、子どもが直接会うのを約束することである。つまり離れた場所に居続けることはできない。結局、直接対面しないといけない。

だから逆説的に直接の対面の優位性を示しているのである。
ディスプレイ越しの対面/行動は、無駄な要素が一切なく効率的/合理的である。だからこそ直接の対面と肩を並べることはできない。直接の対面の偶発性、危うさ、有限さに私たちは対面しなくてはいけないと思うのである。

蛇足
石を贈る理由がなんとなく分かった。あなたを大事にしていることのシニフィアン。
去年自粛期間始まった時、練習とか言って菊地と小森とズーム呑みしたの今考えるとおもろいな。なんだかんだ言って、去年は去年で楽しかったな。この映画も、観る前は斜に構えてたけど、いい映画じゃんかよ。
ジョン

ジョンの感想・評価

3.7
二人のリモートのやり取りを自分も飲みながら3人でオンライン飲み会してる気分を勝手に味わっちゃいました 筧美和子さん綺麗で可愛い

あんな形でまた再会するとめちゃくちゃ気まずいですよね

コロナ禍があったから出来た映画

ゆるく観れて面白かった
緊急事態宣言の中でリモートで製作された短編映画。
妻とすれ違いオンライン飲みにハマる男が行き着く先とは…。
温かいような切ないような、主演の滝藤賢一が自然体で演じる中年男の哀愁が良いですねぇ。
心のでぃすたんすは近くありたいものです。
自宅に呼んで何するんやろ?

全然知らなかった短編。
『ATEOTD』観に行ったら併映でした。

テレワークの話し。
これは上田慎一郎監督の『リモート大作戦』と同じで、コロナ禍があったからこそ生まれた作品。
ただし、『リモート大作戦』みたいなメッセージがあるわけじゃなく、こちらは自粛期間中の日常でした。
奥さんと喧嘩した男が、テレワークしてる5日間の話しなんですが、奥さんが丁度実家に行ってる間に緊急事態宣言が出て、喧嘩したまま離れ離れになってので、どう仲直りするか?ってのだと思ったたら…、えっ?リモートラウンジ?
オンラインでホステスさんと会話しながら自分の酒飲んで金取られるの?w
しかもオンラインやのに同伴?
男のエロに関するアイデアには驚く!w
何度か飲んでるうちにいい雰囲気になってきた2人に驚愕の事実が!ってそれほどでもないけどw
最後は収まるとこに収まって安心。

映画の幕間に食材とか買い物したんですが、これ持ってあと2本映画観るのか?w
しかも電車で帰るのか?www
そこまで考えてませんでした…。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2020年9月27日
鑑賞回:15:55〜17:15
劇場名:イオンシネマ京都桂川
座席情報:Screen12
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:30分
備考:特別料金(1000円)、ATEOTD併映
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『ATEOTD』
tetsu

tetsuの感想・評価

4.3
作品が登録されたので、以前、投稿したものに、加筆・修正をして再投稿。
(オムニバス映画『TOKYO TELEWORK FILM』の一編でもあるので、以前の感想は、そちらに。)


[あらすじ]

自粛生活を機に、距離感が離れてしまった夫婦。
一人寂しく生活を続ける夫は、知人からのアドバイスを受け、オンラインラウンジなるものに参加するが……。


[概要]

自粛期間中、オンライン映画館”STAYHOME MINI THEATER”の上映向けに作られたリモート短編映画のひとつ。(本作のみ、後に『ATEOTD』の同時上映として劇場公開。)

斎藤工さんが企画・プロデュースを担当し、彼と数多くの作品を製作してきた清水康彦さんが監督を務めている。

キャスト陣の多くは、同時期に作られたリモート映画『C●RONAPLY+-ANCE』 などと共通しているが、『映画工房』で斎藤工さんと共演していた板谷由夏さん、清水監督のドラマに出演していた筧美和子さん、同監督がドキュメンタリー映画を製作したSAKANAMONさんが音楽を手掛けるなど、作り手と馴染みが深い面々が集合している。


[感想]

個人的には、これまで観たリモート映画の中で、一番面白かった。

冴えない既婚中年男性と、彼を惑わす若い女性。

孤独を埋め合うための何気ない会話によって、主人公が自分を見つめ直す展開、絶妙に現実離れしたヒロイン像が好みだった。

なんといっても、SAKANAMONさんの哀愁漂う主題歌、ならびに劇伴曲が素晴らしく、欠点の多い主人公が憎めないのは、この音楽の影響も大きいように思った。


[他のリモート映画との差別化]

リモート映画であるため、画質の問題や、固定カメラという制限はありつつも、様々な創意工夫がみられるのは、本作の長所。

オンラインラウンジ「DISTANCE」のサイトを表示したり、LINEのトーク画面・携帯でのビデオ通話を写すなど、画面が退屈にならないように、様々な仕掛けが施されているのが良い。

また、リモート映画を「人と人との"距離感"を描く映画」と見つめ直した題材そのものが興味深い。

「物理的な距離が離れていても、精神的な距離を近づけることが出来るのか?」という普遍的な内容は、数年後、数十年後に観ても、共感できる作品なのではないかと思った。


参考
斎藤工の地球の寿命-開放区- #14の詳細 | ビデオ | ひかりTV
https://www.hikaritv.net/video/detail/dm9kLzAwMDAwMDAwMDBfMDBrY211amUydg
(『でぃすたんす』は、ここからレンタル鑑賞可能。)

SAKANAMON / ディスタンスMV
https://youtu.be/L7fUqxRr-yY
(『でぃすたんす』主題歌のMV)

2021/1/11
#シリーズ:コロナ禍の作品 と #シリーズ:リモート作品 を追加しました。

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