餅
呑み会での学生たちのノリ、母親が『美しい術』のラストシーン?をテレビで見て泣き出す芝居、喫茶店でカップルがコーヒーを飲むまでの仕草をシンクロさせる芝居。さらに人物造形や、台詞回し、食器棚上、仏…
(別媒体から感想を転記)
2022/10/10
母と息子の日記が交互に再現される。弟は死産だったようだが、母の日記では弟が生きており兄が死んでいる。母と息子はまともに会話しないが、お互いの日記を読…
れいじがいる世界を知ってしまった我々は、飲み会でのゆうじのゆうれい話を最初と同様に聞くことはできない。(れいじは存在してしまった。)最初から仕組まれた歪みは不思議な感触を残したまま、虚構のなかの虚構…
>>続きを読む面白いが濱口竜介の「観やすさ」ほどこの映画には無い。絶賛されるのも分かるし才能があるのも分かる、ただ埋もれてしまうには仕方のない映画の強度である。「観させる」「没入させる」には濱口竜介の他人にスッと…
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