俳優兼演出家の家福は脚本家の妻と暮らしていたが、妻はある秘密を隠したまま亡くなってしまう
その2年後、家福は演劇祭の演出担当として広島へと向かうが、そこでの日々で今まで目を背けていたものに徐々に気づ…
さすが、濱口監督への信頼がさらに深まった…
内容の芯は村上春樹だなと思いつつ、台詞や演技の温度感、演出の複層性は見事で、繰り返されるワーニャ叔父さんの場面場面が意味を変え立場を変え映画の中で機能し…
文章を頭の中で音読しているかのような抑揚のないセリフや、散りばめられた比喩的演出のおかげか、頭ではすごく良く理解できた一方で、心が大きく動くことはなかった。感情を抑圧して内省していた彼らの感覚に近い…
>>続きを読む村上春樹の文章を映像で見るのは少し人間臭すぎて耐えられないところがある
文章のみから美化しながら個人的に想像するくらいが自分にはおそらくちょうど良いようです
音楽がすごく良かったのと、三浦透子さん…
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