人物の異質な配置とその順列の変化、そして不自然なまでの視線の力強さに違和感を向けながら会話を眺めていると、ことの次第が少しずつ観客の眼前に立ち現れる感覚が唯一無二だった。アヴァンでの姉の語りを映画の…
>>続きを読む雨の音と滴がわかっても匂いがわからないのは観客も同じ。爽やか!
(追記)とくに何も考えてなかったけど、『回路』に対するひとつの応答なのかもしれないなと。そう考えると爽やかでもないかも。でもいい映画…
話が進むと輪郭が見えるものの、なぜ死んだのか、なぜ10年以上取り憑いているのか、妹はなぜ雄三のインタビューにこだわったのかなどは回収されないまま。そもそも成仏しない三月が何をしようとしているのかも…
>>続きを読むAVにモザイクをつけるという仕事がどういうふうに作品に効いてくるのかがいまいちピンと来なかった、しかし雄三に三月が本当に視えるのかどうかはさておき、AV作品を享受する消費者がみれない陰部と霊感のない…
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