天国はまだ遠いの作品情報・感想・評価

天国はまだ遠い2015年製作の映画)

上映日:2016年12月10日

製作国:

上映時間:38分

3.9

あらすじ

「天国はまだ遠い」に投稿された感想・評価

オカダ

オカダの感想・評価

4.2
妹が着てるマルジェラの四つタグの右上が切れてるのは何か意味があるのだろうか
昼寝

昼寝の感想・評価

4.0
幽霊とのダンスシーンはかなりグッときた。相手に触れられないダンス、『不気味なものの肌に触れる』観ておいてよかったのかも。
あとはやっぱり岡部尚と玄理の間に小川あんが割り込んで三人が並ぶ長回しがよかった。瞬きを全くしない小川あんの幽霊感が凄い。

かなり好きだったけど、人生を上手くやれなかった34歳が就く職として「AVのモザイク付け」を持ってくるセンスがなんか嫌。
一点をじっと見つめて瞬きすらしない小川あんが、岡部尚と玄理の間に入り、めんどくさそうに会話している岡部尚に対して"おいコラ"的目線をゼロ距離で送ってる長回しが好き。その視線を岡部尚だけが避けてて玄理は避けてないのも良い。ここに三者の絶妙な距離感や玄理を抜いた二人の過ごしてきた時間が可視化されている。
Pandano

Pandanoの感想・評価

3.7
天国がまだ遠くても心配しないで、と言ってあげたい。
この世に未練を残しているであろう彼女に対して、情に流され過ぎず、怪談にならない絶妙な設定。

ここまで濱口監督の3作品を楽しみ、「ハッピーアワー」を見逃していることを本当に悔やんでいたら(音楽は阿部海太郎さんだし)、なんと、8月に早稲田松竹で上映するではないか!
体調万全に整えて、行きます🚶‍♀️🙌

サンクスシアター
中庭

中庭の感想・評価

3.3
濱口作品を見るまで恥ずかしながら存じ上げなかった、役者岡部尚の立ち振る舞い一つひとつに心を奪われる。居直りの存在感ともいうか。視線のずらしで表現される第三者としての幽霊描写の数々。
社長

社長の感想・評価

3.8
小川あんに代わって話す岡部尚を捉える長めの固定カットにおける、画面外からの玄理との会話の濃密な時間。
この間玄理の表情が見えないことで不信と信用の間の揺れ動きが張り詰めた形で存在している。
ついに彼女がフレームインする抱擁シーンにおいても、据え置かれたカメラは二人の腰を収めるばかりである。
見えないということが、見るものとそれとの近しい出会いのためにある。
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5
2021/6/26
ミニシアター・エイドのThanks Theaterで鑑賞。仕事でAVにモザイクを付ける雄三と女子高生の三月。始めは二人の関係がよく分からなかったけれど、ある女性と雄三がカフェで会った時、あ!そういうことか!と謎が解ける。三月の過去を思うと居た堪れないものの、年月を経たせいもあってか彼女から悲しさや悔しさは感じない。が、彼女の妹からすると、何年経っても姉が居なくなった事実に変わりはない。静かに記憶を辿る姉妹の会話が、優しくて暖かくて傍から見ていても嬉しくなる。そして極め付けは、雄三と三月の相合傘。本当は成仏できた方が良いのだろうけれど、まだまだ三月は成仏しないで雄三と居てほしい。
のっち

のっちの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

滑り込みサンクスシアター

女子高生の霊がついたAVのモザイクをつける仕事をしている男が、女子高生の妹が作るドキュメンタリーに参加する話。

アンバランスさが調和していくカタルシス。
死んだ姉が気持ち悪い男に憑依してはじめは訝しんでいるのに、一緒に手を繋いで登校した時間がとても良かったという話から姉妹の情が全面に出てくる。
さらにクソみたいな男が17年抱えてきた苦悩が見えて、濡れることのない霊に傘を指して告白するシーンの泣けてくること。

ドキュメンタリーを取る妹と、カメラに映る男、それを奥で見守る姉という構図が見る見られるの関係が複雑に入り混じり、こんなに複雑なことしてるのにすべて表情で語っている。
mera

meraの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Thanks Theaterで。

観やすくてきれいにまとまった短編映画でした。女の子が死んでるのはわりと早くわかったけれど、気持ちよく最後まで観られました。

偶然ですが、瀬田なつき監督の『5windows eb(is)』と続けて観たので、どちらも「現実じゃない女の子」が出てきて、なんだか似てるなあと思ったら、エンドロールで瀬田なつきさんのお名前が出てきてびっくり。近いところにいらっしゃるんですね。どちらも少女がファンタジーな映画でした。

一点だけ、なぜ未解決なのか気になりました。インタビューのときも、姉に切り替わったのがわかったら、最初にそれを訊くと思うのですが。遺族が事件を風化させないように活動しているともネットニュースになっていたし。

事件の記憶がないのかな? 「なぜここにいるのかわからない」「私は死んでいるの?」からスタートしているということ? 殺されているのに、わりとすぐ恋愛に気持ちが切り替わっているのもそういうことなのかなあ。そのあとも連続で発生している事件っぽいので、幽霊女子高生と、まきこまれ霊感高校生の事件解決ものとして、事件を解決してほしかった気もします。でも、憑依されて告白した記憶がない、平凡だったはずの彼の高校生活は、たぶんそれどころではなかったんでしょうね……。

男性の描写は妙にリアルだけど、女性はふわふわとファンタジー。その点が、男女ともにふわふわしていた『5windows eb(is)』との違いだったかも。

よく考えると、なぜ成仏できないのかもふしぎ……? タイトルありきだったのなら納得。タイトルのための物語にも見えるほど、内容とタイトルがぴったりでした。
トミ

トミの感想・評価

3.6
どういうことかな?と関係性とか設定を追いかけてたら、どうなるのか?と先が気になりあっという間に終わってしまった。ファンタジーのような世界観が良かった。
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