このレビューはネタバレを含みます
時代背景が1927年となっていましたが、撮影の裏側、要するにカメラがパンしたりドリーになったり美術セットがどうなってるかを感じさせない映画でした。
そこはカメラマンと映像をつなげた人の技術力もありま…
はじめはただのじゃれ合いというか小学生の言い合いみたいなもんかと思ったら。
レヴィーの身の上話が出た途端、雰囲気がガラッと変わって、そこからずっとヒヤヒヤした。
「残飯としての自覚」
いい意味で後を…
チャドウィック・ボーズマン最後の出演作にして、アカデミー賞主演男優賞ノミネートされた作品。
【物語】
レコードの発達に伴いアーティストの音源のレコード化、販売が普及し始めた1927年。
南部を中心…
「ブルースは死んだ」
などと言われて久しいが、今作で映されるバンド達の生き様は、ブルースの何たるかを全身で表現してた。
「ブルースがあれば、朝起きられる。独りじゃないって気づく。世界には何かある、…
このレビューはネタバレを含みます
①チャドウィック・ボーズマンが凄い。過去を語っている時の気迫とそれ以外の時の陽気さのギャップに舌を巻く。
②白人に同情したくなるほどの横柄さを見せる女王気取りのマ・レイニー。でも終盤になると、それ…
このレビューはネタバレを含みます
マ・レイニーとレヴィーからは、強烈にわがままで頑固な性格が伺えて、第一印象はそんなに良くない。
ただ、話が進むとそう振る舞う経緯の中にどちらも人種差別を受けた過去があった。
徐々に2人に対する先…