社会というものは、決して全員が同時に幸福になれるようには設計されていない。誰かの利益は必ず誰かの損失を意味し、誰かの失敗や遅れは必ず他者への負担となって跳ね返る。現代社会とは、そうした無数の「皺寄せ…
>>続きを読む監督デビュー作はノレなかったが、これは後のショーン・ベイカーっぽさが存分に感じられて良い。「フロリダ・プロジェクト」にやや近い。
ニューヨークの片隅で偽ブランド品を売って生活をするラッキーのもとに…
オスのチワワにスターレット、赤子にプリンス、ショーン・ベイカー作品の主人公たちは一種の希望を託して大切な命に名前をつける。日本のキラキラネームブームもこういった心情の表れなのかな。
本作でも低所得の…
どちらかといえば監督の前々作『カリフォルニア・プロジェクト』の系譜を感じる作品。
子どもの出現で生活が一変するラッキー。生活は苦しくなる一方なのに子どもへの愛情が深まり、それゆえに無謀な賭けに手を出…
またタイムリーな映画を見てしまった。ショーン・ベイカー初期でも良いだけの人も悪いだけの人も出なくて安心する……アノーラのアルメニア人出てる!!!
ブロードウェイで偽ブランド品を売るために客引きして…
2025・7・12
恵比寿ガーデンシネマ
初期4つのうち2008年作品なので、ストーリーがちゃんとあって見応えありました。
ショーン・ベイカーは「フロリダプロジェクト」が最初。うちの若い同居人か…
ニューヨークのパチモン売りの男に元カノから突然「おまえのベビーだよ!ちょっと預かって!」と血がつながってるかもわならない幼児を渡されて始まる不条理な、しかし自業自得な子育て生活奮闘ムービー。
「安い…
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