DAHUFA 守護者と謎の豆人間のネタバレレビュー・内容・結末

DAHUFA 守護者と謎の豆人間2017年製作の映画)

大護法/The Guardian

上映日:2021年07月23日

製作国:

上映時間:97分

ジャンル:

あらすじ

「DAHUFA 守護者と謎の豆人間」に投稿されたネタバレ・内容・結末

よく中国国内で公開出来たなーと思えるアニメ映画。

あちらの国はバッチリ当局が作品内容をチェックして公開の可否を決めるはずなのに、なぜこの作品が検査を通過できたのか謎。

皇子を連れ帰る使命を受けたDAHUFA。
彼が訪れたのは豆?を元とした豆人間の村。
その近くにて、人間の少年と一体の豆人間とともに潜む皇子。
皇子を見つけたDAHUFAは連れて帰ろうとするが…

という物語。だった気がする。

作品としては「アクションがやりたい!」という監督か誰かの感情をぶつけたようなフィルムだった。

日本アニメのようなゴリゴリのエフェクトは使わず、カットの切り替えと演出でハリウッド映画のようなアクションを描いていた。
魔法?や銃や包丁がバンバン出てきて、豆人間がまあ壊される。首が飛び、顔がつぶれる。

いやほんと、中国でよく公開出来たな…

他にも例えば、豆人間は人間になりたい?のか、元来あるつぶらな目と口の周りに、人間の目と口のシールを張っている。豆人間の軍勢が、言葉を話せる豆人間を狩る…というような、常にほんの少しの不気味さが作品を覆っている。

キャラデザは、日本のアニメほどの丁寧さはないが、ちゃんと頑張っていた。

そういう意味では、ちゃんとフックはある作品だ!


が。
だがしかし。

一切、物語がわからない!

なぜDAFUHAが魔法?を使えるのか?
そもそも豆人間とはなんなのか?
豆人間の村を支配する人間(おっさん)。
そいつに付き添う女と、暗黒興みたいな敵。こいつらはなんなんだ?
最後に空に浮かぶ黒豆から出てきた化け物は?

というような、ヌルッとした起承転結とまったく分からない世界観と設定、何も解決されていない謎を残してエンドロールに突入していく。

…なんらかの年代史のエピソード2のような作品。
せめてDAFUHAが主人公の名前?であることがわかる作りにしてほしかった。
過去に何かで見たことがあるものの集合体といった趣きだった。それでもなお独自のアレンジがあれば面白いけど、あとは大声でがなりあって殺しあうくらいで……。あ、でも和解するとかの選択肢が特にない殺伐とした感じが徹底されていたのは良かった。
羅小黒戦記にはまった流れで中国アニメ映画ということで見た。


正直微妙だった。
バイオレンス描写の数々は確かに激し目ではあるが、主人公のダルマの鉄の棒を使って撃つ?電気みたいな能力は謎だし、あの女の人や三角頭のヴィランはなんだったのか、アクションシーンも正直似たような展開が続くので飽きる。


みてて、眠くなるほど退屈な場面があった(私の見る上での体調が万全ではなかったのもあるが…)

あの豆人間のジャン?は豆人間の中でも同情させてくるキャラでよかったが、それでもそこまで感情移入できなくて、死んだ時もそっかあ…ぐらいだった。
皇太子?様のギャグ日の太子みたいなキャラで好きになれそうなのにそこもうーん。


村に隠された大きな陰謀も気になりはするけど、そこまでの展開がわくわくしない。

統治者の圧倒的な圧力に屈している村が意思を持って反逆するところとか、現代社会への皮肉もわからなくはわからなくはないけど、楽しくない。

エンタメとして、映画としての魅力がどうしてもわたしにはなかった。
魅力的なキャラクターがいないのもしんどい理由の一つ。

ただ、もう一度ちゃんと見たら、めっちゃ面白いと思う可能性は全然あると思うので機会があればもう一度見たい
予告編で気になってたので見てみて正解。
冒頭から躊躇なく人(?)が死んでいくバイオレンス展開。血は出るが赤くないのでグロさはあまり感じないかな。とはいえ暴力描写は容赦ないので注意。こういう作品で銃撃戦主体は珍しいのでは。
お話はシリアスだけど所々コミカルなシーンもあって楽しく見れた。息つく間もない展開なので終始ドキドキしっぱなしだった。若干説明不足な気もする。村の独特の閉塞感が息苦しい。ラストもハッピーエンドで終わりじゃないし。あの後にも村人の血は流れるんだろうなぁ…。
続編を匂わせるような描写があったと思ったら本国で製作発表があったみたい。これシリーズ化したら皇太子の成長物語になるのでは。ぜひ日本でも公開して欲しい。

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