知り合いがクラファンしたと聞いて、見てみました。
監督のことも初めて知りましたし、曲も聞いたことがなかったけれど、伝えたいことがたくさんある人なんだなと感じました。
正直…思ったよりもも普通で安心…
このレビューはネタバレを含みます
空から血が出てる
THIS POP SHITみたいに衝動で鳴らす音楽、衝動でしか鳴らせない音楽ってあるよなって忘れてた
森山未來のヒー兄が憧れではあるけれど、本人にしか分からない絶望があって、孤…
このレビューはネタバレを含みます
何色と呼ぶのかわからない美しい空、
誰かを思い出す香り、
散らかった部屋に流れた綺麗な音楽、
洗濯物をゆらす爽やかな風、
誰かに踏まれてしまった草、
でたらめで優しかったあの人、
''またね''の約…
個人的なことは宇宙に繋がっている。
鮮やかな赤と光が強烈に脳やら身体に突き刺さる映画というか体験だった。
境界線がなくなるということはむずかしいかもしれないけれど、境界線が引かれていることに無意識…
このレビューはネタバレを含みます
マヒトゥ・ザ・ピーポーは魂の存在を音で表す人だけれど、この映画では魂が肉体と分かれる前から後の全てを描いていた。
死んだ人は空と海とが溶け合った蒼白のとおくにいて、空から海の匂いがしたらそこに行く…
映画という、すでに出来上がったものを観るはずなのに、ライヴ会場で味わうような胸の高鳴り。絶えず全身全霊でぶつかってきて、応答することを要求されているようだった。出逢ったことのないものに、出逢った。
…
自分にとってはきっと忘れられない映画になったと感じています。
映画館という特別に思い出のある場所で、
自分の中にある何重も蓋をしてあけたくなかった記憶がこの映画を通して蓋があけられてしまったよう…
©STUDIO BLUE