事前情報無し、何も構えずに本作を鑑賞できたのはラッキーだった。
事故で恋人を失った女性、震災で母と長男を失った家族、30歳を迎え迷いながらも芝居役者を続ける女性やその周辺の人達が様々な悩みや環境の…
関東で生まれ育った身からすると
どこまでいっても震災は他人事で、
その痛みへの鈍感さに自分のことながら呆れる時がある。
この映画は希死念慮の防波堤としての力があった。
それは「死ぬな」より「生き…
うまく笑えなくても、余裕がなくても、過去に囚われていても、先が見えなくても、僕は僕を否定しない。肯定したい。生きているだけで充分なんだと、肯定したい。そんな、まごう事なき追い風が吹き抜けている、絶ち…
>>続きを読む上映会にて鑑賞。
はじめや上映後の監督の言葉とあわせて
この作品を考えると改めてとても深いし、本当にたくさんの人に届いて欲しいと思う。
監督が、コロナ禍で芸術に関わる者たちの相次ぐ自殺を間近に危機…
132分の大作、お見事でした!普通の人々の心理に深く潜っていく作品を作り続ける山本透監督、また新しい世界を開拓しましたね。競合するジャンルじゃ無くて、私は本当に幸いでした。山本監督とは戦いたくありま…
>>続きを読む©UNCHAIN10+1