『ベニスに死す』は大切にしている映画の一つ。
この作品で有名になった、まるで彫刻のような美少年、
ビョルン・アンドレセンのドキュメンタリー。
かなり重め。
🪻“世界で一番美しい少年”というレッテ…
本人の意思ではなく、祖母に強く勧められて出演した『ベニスに死す』(1971)。この作品で監督から与えられた「世界で一番美しい少年」というキャッチフレーズが、その後の人生を大きく左右することに。
本…
ホラー映画のような緊張感のなかはじまり、鬱映画のような悲痛なモノローグにおわる。彼のぎこちない所作からは機能不全家庭で育った人特有の、誰に対しても閉じられかつ開かれたあり方が垣間見えた。日本のカルチ…
>>続きを読む『ベニスに死す』の世界一美しい少年。
本当に美しいんだよ。
でも中身は内気な少年。
彼を美しいと消費してしまう事への罪悪感。
16歳になったビョルンをこき下ろすヴィスコンティ…
そしてゲイ・コミュニ…
汚い部屋に住む老いてなお美しいビョルンに退廃的な魅力を感じてしまうのもまたこのドキュメントの苦い味わい。
ヴェニスに死すを観るだけでは作品の魅力からその制作裏にある残酷さは見えないが、では残酷さを知…
© Mantaray Film AB, Sveriges Television AB, ZDF/ARTE, Jonas Gardell Produktion, 2021