画の撮り方が素晴らしいだけにキツすぎる
世界中の注目を浴びながらも、自分の人生をコントロールできず、翻弄され続ける姿は痛々しくもリアル。『ヴェニスに死す』『マザーズ』『ミッドサマー』に続き本作を観…
このレビューはネタバレを含みます
Tadzioオーディションの際のヴィスコンティの「服を脱いで」という言葉に驚きを隠せず、どこか悲しげに表情を曇らせるビョルンの姿が忘れられない。
たしかにヴィスコンティは天才で、芸術家として作品に…
このレビューはネタバレを含みます
「ベニスに死す」は私も大好きだった作品。トーマス・マンの原作も良かった。
ルキノ・ヴィスコンティを悪くいう人もいる。確かに、配慮のない傲慢な人間だと思う。
オーデションで「シャツを脱いで」、は酷…
涙を流さずには観ることができなかった。
『ベニスに死す』で一世を風靡したビョルン・アンドレセンがこれまで辿ってきた波瀾万丈であまりにも悲劇的な人生を映したドキュメンタリー作品。この作品は、『ベニス…
オーディションの映像を見てみたかったから嬉しかったし、ベニスに死すという作品があるから、何度も哀しく美しいビョルンを見れる事はとてつもなく素晴らしい事だけど、クソ監督と大人たちだな。
そして本人は今…
ビョルン、本当に美しい。おじいさんになっても美しい、、
でもその美しさゆえに受けた被害は実にグロテスク。
ビョルン少年を正しく導いてくれる人がいなかったことが悔やまれる。
少しのきっかけで、また違…
世界で一番美しい少年、ベニスに死すのあの美しい少年の人生。日本であんな扱いされてたの初めて知ったし日本語で歌まで出してたとは!しかもベルサイユのバラのモデルだったとか。全然知らないことばかりでとても…
>>続きを読む「どこか別の場所で別の人間になりたかった」
「ベニスに死す」(1971)タジオ役で知られるビョルン・アンドレセンの半生を綴るドキュメンタリー。
1970年2月、映画監督ルキノ・ヴィスコンティは「ベ…
1本の映画を見るようなドキュメンタリー。白髪の老人となってもちゃんと美しく絵になるのはやはりすごい。この繊細で複雑な人が演じたからこそ、タジオは単なる美少年じゃなく美の化身となったのだろう。
ただビ…
人間を性的に消費するのよくないよね
でもこうやって映画をみて生活をして、そのなかでどうしようもなく人の性を商品化して、何事もないように受容して
というようなことを思った
子供時代の彼の自己肯定感や感…
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