【第94回アカデミー賞 国際長編映画賞ロシア代表】
キラ・コヴァレンコの長編二作目。カンヌ映画祭ある視点部門に出品され作品賞を受賞、アカデミー国際長編映画賞ロシア代表にも選出された。
うーん、ラス…
ロシア連邦の北コーカサス地域にあるカバルタ・バルカル共和国出身で、カバルディーノ・バルカリアン州立大学でアレクサンドル・ソクーロフのもとで学んだ1989年生まれの注目の女性監督キラ・コヴァレンコの長…
>>続きを読む陰鬱オブ陰鬱。周囲からアダへのこれでもかという扱いを少ないセリフで描く。繰り返し反復される父ザウールの抑圧はもちろんだが、近親相姦をも想起させる執拗な身体接触を欠かさない弟ダッコもキツい。アダに付き…
>>続きを読むどんな関係であっても、どんな理由があっても、自分以外の人間の自由を奪うのは犯罪だと思う
北オセチア共和国に関する知識がまるでないためあくまで日本に暮らす人間の感覚としてだが、父娘、きょうだい、男と…
窮屈で心苦しくてどうもやるせない気持ちにさせられた。過保護な束縛親、独り立ちを強く望む娘、母亡き今姉だけが唯一なシスコン弟、責任を一心に背負う兄、もはや誰が悪いとか今後どうすることがこの家族にとって…
>>続きを読むロシアの田舎町で父親と弟と3人暮らしをしているアダに付きまとう閉塞感。
父親も久々に帰って来たアキムもアダのことを都合の良い世話役としか見ておらず、身体や移動の自由を制限している。
未来を思い描け…
観れてよかった、んだが!
柱となるお父さんの束縛の強烈さが、極端なパワー系ではないせいか、いまいち伝わってこない。アダがテロであんなに心身共に傷ついてたらお父さんもおかしくなってしまうだろうなあ、…
カバルタ・バルカル共和国出身の監督が描く閉鎖感に満ちた狭い環境で暮らす女性の話。田舎、生活苦、しがらみに満ちた作品
ロシア連邦北オセアニアが舞台となっており、詳しくは分からないがラストで国や個人の…