【ここではない何処かへ】
もうさ・・・
先に白状しちゃいます。
ええ・・・「尻フェチ」のdmはこの作品、ジャケット買いで即鑑賞決定ですわ(笑)
僕は劇場で映画を観ない日でもチラシ集めのためだけに劇…
「良い場所」は、場所はもちろん、時間と空気と誰といるかに寄って自分の気持ちで作られると思う。良い場所に似た場所を作るために奔走する。
想像した場所がないものになり、それでも何も変わってない主人公だけ…
親世代が戦争経験者で、その子どもたちの物語。戦火を避けてオランダに避難したアルマの両親。だけど、すぐに祖国(ボスニア)に戻ってしまった父親。
ボスニアで入院してると聞いて、ボスニアにいる従兄弟を頼っ…
こんなに旅に対する憧れのようなものが一切湧いてこないロードムービーも珍しいかもしれない。
進むほどに心が擦り切れていくような感触とか、それでもどこかを目指したいと思う切実さとか全部記憶に残る。
ボス…
あらすじの内容と若干印象が異なるように感じられた(内容は正しいと思うんだけど…)
自由奔放で退廃的な、全体的に甘ったるい空気の漂う映画でした。
オランダとボスニアのリアルな若者ってこんな感じなんで…
主人公のアルマが寡黙なのがいい
生まれ育ったオランダと
ルーツであるボスニア
彼女の内にある2つの国を
人体切断のマジックのように
半身ずつに分けられるはずもない
生きているのを確かめるかのよ…
© 2019(PUPKIN)