このレビューはネタバレを含みます
ホドロフスキーや当時のスタッフらの証言を交え、映画『DUNE』の全貌を明かすとともに、撮られなかった『DUNE』が残した影響が語られる。
ホドロフスキーは人気絶頂の、それも映画に関わったことのないス>>続きを読む
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2時間超の長尺ながら冒頭からあらすじが語られ、後半は大胆にシーンが飛ばされる。
ダイジェスト的でありつつも最低限シーンとして成り立ってはいるが、スパイスを使った未来予知の演出がとにかく眠たい。デューン>>続きを読む
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前作ラストの宇宙船が墜落し、地球にエイリアンが放たれてしまう。それを感知したプレデターは、エイリアンと目撃者の痕跡を消すため“掃除屋”を送り込む。
何よりの特徴はその暗さ。CGの粗を隠すのではなく、>>続きを読む
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南極で巨大な熱源反応が観測され調査に向かうが、そこはプレデターがエイリアンを狩るために用意した狩場だった。地下迷宮で調査隊は、エイリアンとプレデターに襲われることとなる。
調査のためにプロフェッショ>>続きを読む
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ミュージカルの映画化で、奇怪な屋敷で行われるパーティーと、それに巻き込まれるカップルが描かれる。
屋敷の主人・フランクンは男でありながらボンテージとガーターベルトに身を包み、やはり奇怪な召使いを抱え>>続きを読む
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前作で死亡したリプリーはクローンとして復活し、体内のクイーンを摘出、研究者の管理下で多数のエイリアンが飼育されていた。
広い空間で複数のエイリアンと銃で戦う『2』路線に回帰している。
『2』、『3』、>>続きを読む
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前作ラストで生き残った者はリプリー以外死亡し、リプリーは刑務所だけがある極寒の流刑惑星に不時着する。
25人の囚人と看守らは全員シラミ対策で丸坊主であり、リプリーも頭を剃る。そのせいで何人かはキャラ>>続きを読む
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作家のエリーは、自身の書く小説『アーガイル』シリーズが架空の物語ではなく現実と符号しており“予言書”となっていることから、本物のスパイにその身を狙われる。エリーを助けたのは現実世界で主人公・アーガイル>>続きを読む
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それぞれ十数分の三作の短編アニメからなるオムニバス映画。
「ラビリンス*ラビリントス」
冒頭とラストに挿入され、残る二篇が入れ子となる。
少女と猫が空想の世界でサーカス=『迷宮物語』を観るというもの>>続きを読む
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TVシリーズの続編ながら、ダイジェストがしっかりしており単体でも楽しめるようになっている。
映画ということでミニチュア破壊があり、特にメインビジュアルにもある国会議事堂はこれでもかというくらいに壊して>>続きを読む
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第三次世界大戦によりパリは壊滅し、放射能汚染のため人々は地下へ逃げた。復興のため科学者は、奴隷たちを未来へ送り必要な物資を運ばせる。
28分の短編、モノクロで、映像ではなく写真のみが映され、台詞はなく>>続きを読む
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母の死を知ったボウは葬儀のために実家に帰ろうとするが、交通事故に遭い、その加害者の家に軟禁されてしまう。
家を目指すボウだったが、過去と現在が入り乱れ、未来の自分まで見え始め、夢と現実の境目さえもなく>>続きを読む
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宇宙探索を終えて地球に帰還するはずだったイカルス号は、アクシデントにより未知の星に不時着する。冷凍睡眠が解けたとき、地球時間で2000年が経過していた。オリオン座系のその惑星では、知能と文明を持った猿>>続きを読む
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トゥルーマンの人生は、誕生の瞬間から常に、24時間放送され続けてきた。彼の暮らす離島の住民は家族や友人まで全員俳優で、そのことをトゥルーマンだけが知らない。
観る前からサイコホラーな設定に感じ、本編>>続きを読む
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デスマーチの最中、全員泊まりで迎える月曜日。確実に成功させなければいけない仕事、即〆切の増え続ける発注、仕事優先で上手くいってない彼氏からの別れ話……。最悪の一週間がループし続ける。
ループに気付い>>続きを読む
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文化祭の準備期間中の美大で、映画研究部が部室から古い台本を見つける。「夢みる人」は撮影すると必ず悪いことが起こる“いわくつき”の台本だったが、映画撮影することを決める。
タイトルからも分かるとおり『>>続きを読む
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誰も気が付かないまま、同じ一日が繰り返されていた。
「亀に乗って行ったのが浦島太郎だけでなく村人全員だったらどうだったでしょうね」
ループに巻き込まれたのは学園祭を翌日に控えるあたるたち全員。同じ日>>続きを読む
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今度の敵は地上げ屋と新興宗教で、前作では笑える屑の財テクくらいのものだったが、本作ではやくざだけでなく政治家も使い、手口がさらにえげつなくなる。
亮子と鬼沢ら今回の敵役がドラマ的に交わることはなく、>>続きを読む
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税務署員(後に東京国税局査察部、マルサに異動)の板倉亮子と、巨額を脱税するラブホテル経営者・権藤との戦いを描く。
巧妙に隠された脱税はいくら調べても手がかりはなく、やくざを使って脅されるほどだった。>>続きを読む
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マニラから釜山へ犯罪者を送還するために護送船が手配される。しかし、囚人の計画により船は占拠されてしまう。——という警察対囚人のバイオレンス・アクションかと思いきや、その船には“怪物”が乗っていた。>>続きを読む
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前作ヒロインのアニーがジャックと破局し、新しい恋人であるアレックスが主人公となる。
舞台をバスから豪華客船に移すが「スピード」感は一切ない。時限式のスリルはなく、ブレーキの壊れた船のスピードを主人公が>>続きを読む
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テロ行為を阻止された犯人が自身を追い詰めたSWATのジャックを逆恨みし、時速50マイル(80km/h)以下になると爆発する爆弾をバスに取り付け、爆発するまでに身代金を渡す“ゲーム”に巻き込む。
明朗>>続きを読む
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脳を損傷して赤子ほどの知能となった痴人・ベラが世界を冒険するロードムービー。
ヴィクトリア朝ロンドンの華美に反してベラを“造”ったゴドウィン博士は人体実験を厭わぬマッドサイエンティストで、家には犬と鳥>>続きを読む
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京劇「覇王別姫」(四面楚歌の元となった項羽と虞美人の最期)を演じる蝶衣と小樓を描く。1920年代から1970年代までを舞台とし、二人は盧溝橋事件、第二次世界大戦、文革と歴史の波に翻弄されていく。
閉>>続きを読む
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世界中のあらゆる電子機器を遠隔で操作できる“デバイス”を巡ってCIA、MI6、連邦情報局、DNI(コロンビア)のエージェントが集結する……という定番のスパイ映画かつシスターフッド。
戦う場所は洒脱で>>続きを読む
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“ファーム”に所属する殺し屋・サムは任務に失敗し、組織から追われることになる。
環境利用で戦うスタイルなのでコミカルであるべきだが、徹頭徹尾シリアスに描かれる。かといってリアリティラインが高いわけでも>>続きを読む
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第一幕はウェンカムイ戦、第二幕は尾形戦・谷垣戦、第三幕は杉元奪還で構成されており、その合間にもサブエピソードを挿入し、ほとんど原作そのまま映像化している。
ハイロー(〜ザワ)監督だけあって漫画チックな>>続きを読む
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ぼのぼのが「楽しいのってどうして終わってしまうんだろう」と考えるエピソード、ヒグマの大将とスナドリネコさん、数年に一度現れ必ず何かを変えてしまうジャコウウシのエピソードで構成されている。
前半はぼの>>続きを読む
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半分死んでしまった姉「にゃーこ」を救うため、弟「にゃっ太」がにゃーこと旅をするロードムービー。
にゃーこは生きてはいるが目は虚で、何の反応もしない。
二人が巡るシュルレアリスムな世界はねこぢるのよう>>続きを読む
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『傷物語 <I 鉄血篇>』『<II 熱血篇>』『<III 冷血篇>』の総集編。
各作品からおよそ等分に45分ずつほど抜き出して構成されているので、『I』の冗長さが多少マシになってもそのまま残り、テンポ>>続きを読む
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依頼の終了からキスショットとの決別、決闘、事件の収束までを描く。
日常パートでも作画枚数が多くシャフトらしからぬ動きようで、アクションシーンではそれがさらに加速する。吸血鬼ハンター三人とのバトル以上の>>続きを読む
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ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッターとの決闘を描く。
冒頭からいきなりバトルが始まり、劇場のスケール、作画でアクションが繰り広げられる。そのままやっているだけだが三者三様でバトルは差別化され、>>続きを読む
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モノクロ化によって情報量が増し、時代背景も相まってどのシーンもバチバチに決まっている。ただ、『ゴジラ』を思い出すには本編の記憶が色濃く残っているので、一年後に観ればもっと面白かっただろうな。
CGは>>続きを読む
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交通事故で死亡した夫が幽霊となって元いた家に戻るが、妻は自分の死という「過去」を乗り越え新しい人生を送っていた。
幽霊はシーツを被った姿で表現され、異物感が可笑しい。
“自分の死後”の世界が進み続け>>続きを読む
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自分が死者であることに気付いてないエミリーに死亡時の記憶を思い出させ成仏させるさまを、幽霊のエミリーの視点で描く。
生者から霊が見えないようにエミリーからも霊媒師の姿は見えず、家の中でほとんど一人芝居>>続きを読む
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生活に困窮するアルバイト殺し屋の神村兄弟は、「プロの殺し屋を殺せば殺し屋協会に所属できる」という噂を信じ、ちさと・まひろを殺そうと計画する。
やくざとの全面抗争だった前作と異なりスケールを小さくしつつ>>続きを読む