はなされるGANGの作品情報・感想・評価

はなされるGANG1984年製作の映画)

製作国:

上映時間:85分

3.4

『はなされるGANG』に投稿された感想・評価

nagashing

nagashingの感想・評価

2.5

影響を受けてるどころかまんま『気狂いピエロ』で笑う。ストーリーの生成過程をそのまま映画にしてしまったようなメタノワール朗読劇。
ただ、ゴダールの場合、別れた女房を使ってあれを撮ってるのが解体しきれな…

>>続きを読む

聞き取れないことがデフォルトなら楽。回ってる観覧車×360°パンと足元の相澤の小さな輪の構造。真逆の台詞ミックスからの不協和音~混沌の落としへ。メタの青臭さを恥じない恥じらい。もっとアレかと構えたけ…

>>続きを読む
matsumoto

matsumotoの感想・評価

3.9
既に見た人にヌーヴェルヴァーグみたいだよと言われて見たらホントでした。
話されるGANG花されるGANG放されるGANG。
でも離されないGANGでした。
なんか凄い。消える美学なのかもしれない。8mmの儚さでしか表現できないものが、詰まっていた気がする。バスの辺りとか、とても良い。
そして、何より、スタンダードサイズは最高だ。

かつてのPFF入選作品、諏訪敦彦による8mmフィルム。
冒頭メインキャスト2人による、演じる役柄・あらすじを説明するシーンが、カット割りが凝ってて面白かった。インタビューマイクまで見切れていたし‥。…

>>続きを読む
ゴダールが濾過されぬまま飛び出て来ている容態に驚く。
諏訪さん史上最も外連味の効いた演出がなされた素晴らしき8mm。
槍魔

槍魔の感想・評価

3.6
ちょい長い。
シングル8で撮っていた自分にとってスーパー8の赤の映え方に嫉妬。
最後の薔薇の赤はスーパー8と諏訪監督の結晶だ。
岡ゴズ

岡ゴズの感想・評価

2.4

ユーロスペースで鑑賞。
実験映画全盛期のころのPFF入選作品。監督のその後の映画表現そのものに疑問を持ち続ける硬派な作風の片鱗を垣間見せつつ、誰も観たことのねー新しくておもしれー作品をつくってやんぜ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事