ジャン=マリー・ストローブ監督
ダニエル・ユイレ監督
『花婿、女優、そしてヒモ』(1968)
映像の形式のショーケースー
・ランズベルガー通りの車窓の眺め
・フェルディナント・ブルックナーの戯曲…
冒頭無音で始まる移動ショットが暗くて怪しくて良い。突如挿入されるBGMもアンバランスでこのショットの如何わしさ、不道徳な物を観ている感覚が助長されて最高の演出だと思う。最後の軽さ、トラックアップの暴…
>>続きを読むアケルマンのように意味作用から解き放たれた長い移動撮影。『歴史の授業』は運転手の背後から「移動」を撮っているのに対して本作は目的地の不明瞭さというか、脱力感と音楽の荘厳さも相まってビデオアート風に収…
>>続きを読むオープニングからランズベルガー通りを移動する車窓の眺めのワンカット。そこから室内に移動したと思ったら明らかに舞台セットを映したカット。これはフェルディナント・ブルックナーの戯曲『青年の病気』を上演し…
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