花婿、女優、そしてヒモの作品情報・感想・評価

花婿、女優、そしてヒモ1968年製作の映画)

Der Bräutigam, die Komödiantin und der Zuhälter

製作国:

上映時間:23分

3.7

あらすじ

『花婿、女優、そしてヒモ』に投稿された感想・評価

そういやヨーロッパの個性的な監督はみんな車の移動撮影やってんな。『歴史の授業』は運転手の背後から「移動」を撮っているのに対して本作は目的地の不明瞭さというか、脱力感と音楽の荘厳さも相まってビデオアー…

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会話劇としては面白いけどどれが誰だか顔写真付きで最初に説明してくれや…と思った。ストローブユイレ、もしくは映画観るの向いてないのかも。あちゃー。おわり

オープニングからランズベルガー通りを移動する車窓の眺めのワンカット。そこから室内に移動したと思ったら明らかに舞台セットを映したカット。これはフェルディナント・ブルックナーの戯曲『青年の病気』を上演し…

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これは無理だった アケルマンを思い出す街のOPショット、ファスビンダーの残像、終わりの文字くらいしか覚えてない
Mypage

Mypageの感想・評価

-
このころはふつうに移動撮影とかもしてるのか。
さいしょの舞台がすごくテンポいい。
川辺の高速パンニング/ロングショット辺りヤバすぎる。演劇シーンのカメラの動かなさからの反動でめちゃくちゃ気持ちいい。無音→音楽と暗転。真似しよ。
煙

煙の感想・評価

3.9

演劇。初期作品のうち、最もその後の作品群を予感させる。車の上に設置したカメラで走行しながら歩道を撮影。いきなり音楽が鳴り響く。演劇。360°パンと思ったら、自動車を映していたのか。教会で結婚式。家に…

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冒頭のいかにも映画的な車道のトラベリング撮影を切断する演劇的な舞台構造の導入。弁証法的な手法を取り入れつつも、カタルシスを誘うことは周到に避け、寧ろ構造そのものを露呈することで、フレームを通して世界…

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Yuhi

Yuhiの感想・評価

-
序盤のトラヴェリングがかなり良い。ゴダール『ウィークエンド』はこの発展型として観れる。劇中劇が劇中劇外世界へ影響を与えるのは様々な映画がやってるが、何かが違う。ファスビンダー瞬殺。
シネマQ

シネマQの感想・評価

4.0

流れる車窓の景色に、絶妙なタイミングで音楽が流れる。ストローブ=ユイレでこんなに気持ち良くて良いのか!?と戸惑うくらい快楽に満ちている。
後半の活劇ぶりも驚かされる。めっちゃ面白い。
演劇パートは一…

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