23分の短編。冒頭は、砂浜に寄せる波。2011年の4月から約一年間にわたる、瀬尾夏美の知人のおばあさんKさんの記録。震災から1月後ぐらいの生々しい映像が記録されている。瀬尾が進行役として、ずっと映…
>>続きを読む後の作品と比べて何ともエモーショナルな作品。書籍「あわいゆくころ」歩行録一年目の最後に綴られた「さみしさについて」に"巨大な塊としてのさみしさ"と表現されていたけれど、映像としても寂寥感がひしひしと…
>>続きを読む映像作家・小森はるか作品集 2011-2020
ぼんやりした画に乗る瀬尾さんの言葉
陸前高田で出会ったKさんの話と目の前に広がる扇形の海岸線
映像でしか見た事の無い大津波と生き残った人
生死の別れ、…
震災直後から一年の間に撮ったドキュメンタリーでは、決してテキストをナレーションで読み上げることはしなかった。全てを一変させた波に対する、憎しみとも哀しみともやるせなさとも言い表しがたい、被災者Kさん…
>>続きを読む2011 年 4 月、大津波から間もない陸前高田のまちで出会った K さん。小森と瀬尾は、その後約一年 間、彼女の言葉とその傍らにあった風景を記録していた。小森の映像が当時の状況や語りをありのまま …
>>続きを読む