サイレント映画をもっと見ようと思い立って鑑賞。歪んだ鏡のアイデア一発の出オチだが、このコンパクトな構成と短編マンガみたいなドタバタ感こそサイレントの真骨頂。作品世界内での「変異」と、フィルムテクスト…
>>続きを読む『ナポレオン』も『鉄路の白薔薇』『戦争と平和』も観ていないのだけどこれがあのアベル・ガンスの作品?と目を疑う。
しかし歪んだ鏡のトリック撮影のみに依拠して終わる出鱈目さ、極端さが後年の矢鱈と長い作品…
あまりに実験的すぎて話の中身はほぼない。
頭のとんがったガチヤバマッドサイエンティストの作った粉でみんなの視界が歪んじゃう大パニック!
なのだが、凹面鏡を使った歪んだ視界の映像がマジでぐにゃぐにゃだ…
ずっと…耳をつんざくような「音」
数々の「実験道具」
…博士の「研究」は…「何?」…(笑)
気絶しても…
ほっぺを叩いて、目を覚まし…
「研究」に没頭する姿は…
まさしく「狂気」…(笑)
……