めぐりあう時間たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『めぐりあう時間たち』に投稿された感想・評価

フィリップ・グラスの音楽に酔わされる。ニコール・キッドマンの演技が超絶。ヴァージニア・ウルフってああいう人だったのかと思うと複雑な気持ち。
7月
-
2025年57本目
暗くて陰気なニコール・キッドマンって存在し得るんだな、、、

良かった。

3つの時代が入り交じって複雑そうだけど、構成の巧妙さと俳優陣の素晴らしさでグイグイと引き込まれた。

ストーリーの中心にある小説「ダロウェイ婦人」を読んだことがないので、色々と見落とし…

>>続きを読む
4.0
ニコール・キッドマン

1923年のロンドン郊外。作家のヴァージニア・ウルフは病気の療養をしながら小説『ダロウェイ婦人』を執筆していた。「花は私が買ってくるわ」彼女は思いついた書き出しを口にする。時を超え、1951年、20…

>>続きを読む
4.5

かつてスクリーンで観た際には、ほとんど苦痛のようにしか感じられなかったいっぽうで、まるで手にとれるような時間の粒子が痛切な印象を残しており、10年以上経ってから再鑑賞して、描かれたすべてのシーンの1…

>>続きを読む
3.2
家族って時々難しい。
M
-

周りとは分かり合えない苦しみや生きづらさをかかえながら自分の生き方に問いを投げかけ続ける3人の描写に繊細で静かな苦しみが感じられて胸が締め付けられる。特に揺れ動く感情の中で生と死の間で葛藤するローラ…

>>続きを読む
Anne
3.9

初めは3人の女性の複雑な時間構成に戸惑い、途中まで観た後に最初から観直した。
セクシャリティやジェンダーの抑圧を扱ったかなり難しいテーマで、悲劇的な結末に胸が苦しかった。また、全ての女性に共通する生…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事