母の眠りの作品情報・感想・評価

「母の眠り」に投稿された感想・評価

病気の母と娘を中心とした家族の感動作です。人間の価値は職業で決まるものではないし、人それぞれに生きる意味があって、幸せも人それぞれで、うまく言えないけど いい映画って感じのいい映画だった。
yuh

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3.6
切ない話。それぞれがそれぞれの理想像を追い続けた結果の苦しみ。母親らしさ、妻らしさ、夫らしさ、家族らしさ。最終的にはふむふむ、、て感じで終わった
cozy

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3.1
大そうな邦題から、かなりの期待をして鑑賞…
んっ!思ったほど感動しないぞというのが率直な感想。涙が止まらないほどのモノになると思いきや…

決して悪くはない!!だけどものすごくEいうモノにはなりませんでした。

しかしメリル・ストリープの演技は鳥肌モノ!!そこは一見の価値あり!
CHまち

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4.7
《作品概要》
ニューヨークで記者をしているエレンはいつも明るく元気だった母親のケイトがガンだと知り、母の身の周りの世話をする為家へ帰郷することに。日に日に弱っていく母をみて彼女は改めてこれまでのことや、自分自身のこれからのことを深く考えるようになるのだが…。

《感想》
①娘に自分の世話をしてもらうのは申し訳ないと思っている母のケイト。

②愛した妻の弱った姿を見るのは辛すぎるので、現実から目を背けがちになる父のジョージ。

③今まで愛を注いで育ててくれた母を辛いと思いながらも懸命に支える娘のエレン。

この①〜③の3人の想いが交差し合って物語は進んで行きます。とても悲しく、切ないお話。

母親のケイトが弱っていく姿を見るのは本当に心が痛むはずです。そしてこの母親役の方の演技も素晴らしかった。

私達のいる現実世界でも同じように不治の病で苦しんでいる方やその方を支える周りのご家族の方の苦労を思うと胸が痛くなる思いです。

ただ、父親のジョージの行動などはちょっと理解しがたいこともあるかもしれませんがそれは作品を観て各々が判断して欲しいかなと思いました。私は少し理解し難かったかも(^_^;)

最後の終わりを迎える時まで見守る方も、見守らる方も辛い思いをする。そして最後の時を迎えるとき改めて家族の愛というものを再認識できるのですね。本当に泣けるお話でしたし、感動しました。名作です。

最後にはある謎が見つかりますがそれもまた謎のままで終わった方が良かったのかも知れませんね…。これも是非作品で確認して欲しいです。
母の病、看病のためキャリアをあきらめて実家に帰る娘

思いました
”家庭らしい家庭“
“母親らしい母親”
”父親らしい父親“
この”らしい“は、決して家族のためではなく”他人“に向けてのため?

いやいや、こんなの家族じゃない?
どーしてどーして家族なんてこんなもの?
・・・残念ながら自分には、最後まで答えは出せませんでした
himaco

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4.2
「愛してるわ」「私もよ」「知ってる、分かってたわ」
母はいつまでもどこまでも母であった。
メリル・ストリープ、圧巻の演技。

専業主婦の母ケイト(メリル・ストリープ)のように生きたくないと思う娘ヘレン(レニー・ゼルウィガー)は、作家であり大学教授の父(ウィリアム・ハート)へと憧れを向けていた。

病床の母に寄り添うことで見えてくる真の姿。家庭的で無邪気で鈍感なように見えていた母。

死が迫った今、母が娘に伝えておきたいこととは。

要所要所に流れるベット・ミドラーの曲が胸に沁みる。
Ryoko

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3.8
メリル・ストリープとレニー・ゼルウィガーが母娘役ということで鑑賞。
専業主婦で街から出ずに家族のために尽くす母親。そんな母親のような生き方はしないと言っていた娘が、母親の死が目前に迫ったことで、1人の女性として母親の生き方に想いを馳せ、多面的に見られるようになっていく過程が丁寧に描かれている。
明るくおおらか、ちょっと鈍感そうに見えていた前半の母親のイメージとは一転、後半はすべてを見透かしていた母親の凄みのようなものが垣間見える。「家族愛が描かれた良い話でしたね」では片付けられない話だった。前半と後半で全く違う顔を見せるメリルの演技は見もの。
「幸せになるには、今あるものを愛せば良い。無くしたものを求めるのをやめたら人生は穏やかになる。」が名言。
メリル・ストリープのセリフ一つ一つに共鳴しました。ガンを告知され死期が迫ってきた母親という役でしたが、彼女が言う「夫婦とは?」「家族とは?」それを娘(レニー・ゼルウィガー)に伝えようとした姿に感動せざるを得ませんでした。
娘は小さい頃から家庭的な母が好きになれず、小説家の父(ウィリアム・ハート)に傾倒してました。その影響でニューヨークに出て、記者の仕事に就きキャリアウーマンとして活躍してたのです。「母のようになりたくない!!家庭に入るより、自分の人生を仕事を通して謳歌したい!!」それが娘の考え方だったのです。
子供て勝手なもので、自分の周りにある幸せを見ようとしない節があります。そういう私も若い頃に父と母を否定するようなことも言ったことがあります。何故親にそんなこと言えたのでしょうか?それは子供の幸せは親から与えられたものだからと私は考えます。自分が親になると、幸せは築き上げていくものになり人からは与えられなくなるのですから…。
どれだけお金持ちになっても、立派な職業に就いても淡々と日常生活を送ることで家族というのは成り立つものです。その積み重ねは年月が経てば経つほど大きくなります。メリル・ストリープ演じた主人公が夫の浮気を知らないふりして容認してたのも、夫や子供そのものが人生の一分であり過去を否定できないと悟ってたからです。
この年になってるから、その心境がよく分かります。人間は誰かからの恩恵により支えられて生きてるのです。
それを知ってる母親だからこそ娘に幸せを実感できる心を持ちなさいと言えたのではないでしょうか?
個人的にはヒューマニズム溢れるかなりの秀作だと思いますよ。
KenzOasis

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4.5
「幸せになるのはとても簡単なこと」

ジャーナリストとしてニューヨークで働きづめの娘はいつも忙しく、何かに怒っている。それに対して専業主婦の母は同じく毎日が忙しいけれど底抜けに明るくパワフルで、誰にも親切で、家族を愛していて、いつだって笑顔で楽しそうにしている。

父の誕生日を祝うため帰省した折に母がガンになってしまったことを知って、止むを得ず娘の自分が家事や身の回りの世話をすることになり、母の代わりを務めることで母の生き方に触れ、”家族”を見つめ直すヒューマンドラマです。

病に伏す母を大女優メリル・ストリープ
中心となる娘はレニー・ゼルウィガー
穏やかな父にウィリアム・ハート

とっても良い映画でした!まずキャスト最高級ですよね…
レニー・ゼルウィガーが感情豊かに演じている独白に始まり、回想していくように物語が展開していきます。
家庭的で魅力的な母としてのメリル・ストリープもやっぱり素晴らしいんですが、大女優だなと感じさせる見事な名シーンがしっかり待っていました。
ウィリアム・ハートは今回は少し控えめですが『スモーク』の時のような博学と穏やかさに加えて、ジョークを交える柔らかさのある作家の父を演じています。

ただただ単純に感動的に展開して母強し!となるわけでなく、自分が母の代わりになってみて初めて父と母との記憶を思い出したり、初めて感じることがあったりすることがしっかりと観ていて伝わるところが良かったなあ、と思いました!

それぞれに生き方はあるし、幸せも人によって変わる。長く生きれば生きるだけ、物事も変化していく。自分なりの答えを見つける方法はいろいろあるけど、その中でも誰でもやってみることが可能な一つの選択肢を、この作品は示してくれています。
家族は大事だよ、というお話なんじゃなくて、幸せに生きることが大事だよ、というお話かなと思います。

2018年1本目、早速良い映画を観ました!
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.7
ゼルウィガー目当てで観てみたら、心揺さぶられて何回も泣いてしまった。テーマがテーマだけに他人事とも割りきれなくて、途中自分の家族のことを思ったりもした。うるさいなと思うことはあるけど、やっぱり親って特別だな。