母の眠りの作品情報・感想・評価・動画配信

「母の眠り」に投稿された感想・評価

はなび

はなびの感想・評価

4.0
人は皆んな、弱いもので。
お父さんが、特に弱く見えました。
癌で状態の悪い妻が、夫をベッドへ招き入れ、布団をかけてあげるシーンに、ぐっと来ました。
家族の弱さも、全て受け止めているのが、お母さん。

病状が進み、変わっていく母親を側で見ている娘さんを思うと、辛かったです。

たとえ病気になっても、母であり、妻である。

メリル・ストリープは、さすがでした。
親子の2人がとても良かったです。
人を美化せず、それでも温かい、とてもいい映画でした。
meguco

megucoの感想・評価

4.0
私がこの立場なら暴れてるかな?暴れる元気もないか?
愛する人には幸せでいて欲しい。
私も最期はこんな穏やかな気持ちで人生を終えたい。
jiminyC

jiminyCの感想・評価

3.0
【母として、妻として、人としての強さな映画】

出版業界で働く女性が、
母が末期がんになったことで、実家に戻ってきた。
尊敬する父、どこか見下げていた母。
今までとは違うそれぞれの姿をみた娘は…。

メリル・ストリープさま。
陽気だけど芯のある女性が似合いすぎていました。
お父さんもお母さんをちゃんと愛していたんだな。
よかった。
tu

tuの感想・評価

3.8
「介護側」の視点からすれば、「献身的」という言葉は綺麗事であり、簡単な事ではない…
家族の在り方は様々。
家族個人の生き方、死と向き合う、弱さと向き合う「互いの尊重」。
メリル・ストリープの名演は言うまでもないが、変わりゆく容姿や、痛みの表現力は観る側まで辛くなる程。
娘の視点で、ほんとうの父親の姿を見ると辛い。俗物な大人とどう付き合ったらいいのかの答えがあった。家族が苦しくてたまらない人に観てほしい。
のんchan

のんchanの感想・評価

3.9
22年前の携帯の無い時代の作品なので少し古臭いかな?
レニー・ゼルウィガーが「ブリジット・ジョーンズ」になる3年前だから若くて細々としてます☺️
なかなかのスター俳優揃い踏みで、ある家庭の内情と一家の母親が病気になった時、家族はどう対応するのか?を考えさせられる作品です。


NYで働くジャーナリストのエレン(レニー・ゼルウィガー)は、実家から連絡を受け、母ケイト(メリル・ストリープ)が末期癌であることを知らされる。

父ジョージ(ウィリアム・ハート)はエレンが尊敬する有能で多忙な大学教授。父から実家に帰ってきて介護と手伝いをするよう頼まれたエレンは仕事を抱えたまま実家へ帰省する。

子供の頃からエレンは感じていた。父は尊敬できるけど、母は資格もない何にも出来ないただの主婦。父から厳しく育てられてそれなりに優秀だったエレンにとって、母を見下してしまうようなところがあった。

母の癌の症状が進んでいく中、エレンはキャリアアップが思うようにいかず、田舎にいるジレンマや、父の思いがけない浮気を目撃した事もあり、いつもイライラしていた。

そんな時、痛みの限界を迎えている母が娘に言った。
「一度しか言わないわよ‼️
あなたが幸せになると分かっていたら、今すぐにでも死ねるのに。
私はあなたの結婚式の手伝いをしてあげることもできない。
幸せになることはすごく簡単なことなのよ。
今、目の前にあるものを全て愛すればいいの。
無くしたものを求めるのを止めたら、人生は穏やかになる。」

母は自分の病気と闘いながらも、父の不倫も、エレンのキャリアアップへの焦りも全て気付いて受け入れていた。
その上で、エレンに『自分の人生を愛しなさい』と語りかけた。

ここのシーンは流石に名優メリル・ストリープは巧い✨目を真っ赤にして真摯に我が娘に死の近い状況の中で言葉を紡いだ。


実は、これで終わっても良さそうなのに、冒頭からエレンが調査官に詳細を話している場面をところどころに挟み込む。
この作品はもう一つ、サスペンスを含んでいる。
自分の身体を動かす事の出来ない母の死因が『過度な致死量の摂取』として捜査されているから。
実際、これいるかな?
母が息を引き取った時、側にいたのは娘。
父は夜遅くに仕事から帰って来て母へ食事を食べさせた様子。
娘が台所のゴミ箱から致死量の入った強い鎮痛剤の瓶を見つける。
娘も父もお互いに相手が母を楽にさせたいがゆえにと想像している。
捜査は進まないままのようだけど、
最後のシーンは母のお墓の前で2人でしみじみと話をしてる。あんなに料理も何も出来なかったエレンなのに、お墓の周りに植える花の種類や植え方までよく知っている娘になっていた。

この死因の話は別に要らなかったような気もしたけどね...
ys

ysの感想・評価

3.5
母の映画3連チャン。
メリルが家庭的で朗らかなママ。
レネーが野心家で冷静な娘。
ママが苦手。パパは好き。 
ママとパパは仲良し。
ブリジットジョーンズより若いレネー。
コスプレパーティーで、
メリルがオズの魔法使🎬のドロシーに!
かわいい!かな?インパクト大。
レネーが虹の彼方に、オズの魔法使と言い当てる。
21年後に自分がジュディを演じるとは!
ママがガンになり、娘が実家に戻る。
苦悩と成長の物語。
ママは高慢と偏見📖と若草物語📖は気に入らない。
家庭的な女性が脇役だから。
母と娘、父と娘、仕事と家事、
男と女の不平等、人生とは。
闘病の苦しさと介護の苦しさ。
酔って不満爆発。
レネーのハロウィン魔女コスプレと
メリルのクリスマスセーターと
パパのプレゼントがよかった。
ウィリアムハートとトムエヴェレットスコットもよかった。
母親の介護に疲れ、父親のお墓の前で
49歳で自殺した清水由貴子さんを思い出す。
介護の苦しみを1人で背負うとつぶれてしまいます。
映画館の看板には、
遠い夜明け、ドラグネット、ボーンインイーストLA、思い出のブライトンビーチ、
自分の祖母のことを思い出して胸がギュッとなる。
身体が思い通りにならなくてイライラしてしまう。静かにすべてを受け入れていく。私の最期はどうなるだろうか。
だんだんと変化していくメリル・ストリープの演技が圧巻。

心が元気な時でないと観られないけど、大事な作品。
ストリープとゼルウィガーという盤石体制。
子どもにとっての親が、ただの一人の人間になっていく過程を、母の闘病を通して描く。
こういう描写が沢山の作品にあるってことは、親を尊敬できる家庭に生まれた人は本当に幸せなんだと思う。
地味だけど洞察が鋭くて忘れられない作品。
家族はいったん「向き合わないこと」を選択してしまうと、溝が深くなるのを止められない。
まず。
レニーゼルヴィガーが好き。
かなり好きだ。
いつものお人好しなドジ役ではなく、ふてくされ顔の野心家。だけどすごくハマってた。
時折見せるあのスマイルが本当にかわいい。口角をふにっと上げた感じの。

お話は、色々考えさせられた。
最近、一女性の社会進出が実現してきて、主婦が逆差別?を受けるような場面も増えた気がする。
今までは「女は家庭にいろ!!」だったのが、「生産性もない」だの「見返りなくていいの?」だの、外野がやかましい。

この映画のママみたいに、家族を愛して、いまあるものを自分の幸せと考えられたら、素晴らしいこと。
そして、主人公みたいに、努力して、憧れや夢を持って、一つのことに打ち込んでもいいじゃない。

とにかく、一生懸命、いや、そうでなくても好きなように生きたらいい。

いまあるもの、手の中にあるものを愛すること。
自分もそんな風に生きられたら。
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