遠くに押しやった辛い過去を想起させた
今の私には特別な感情が沸き起こらずただ退屈に映った
散りばめられた色彩美、不連弾な台詞描写から想像できるほどの豊かな感受性が欠乏しており、思考を諦めるくらいの…
ど直球で情けなくて、弱くて、それでいてナルシスティックな主人公。てかギャロ。男てこんなだよね、と思えるかどうかで作品への評価は大きく分かれそう。共感できる男はきっと良いやつだし、たぶん駄目なやつかも…
>>続きを読む最小限なストーリー、ザラついたローファイなフィルム、画面から人物が見切れる画の構図と、インディー感まる出しなのに、見ていて全く退屈しない。
ナヨナヨな弱男たちのバイブルと言っていい映画。(ただし女性…
いくらなんでもラストまでが長すぎるし何もなさすぎるだろとは思うが、そのラスト10分くらいのシークエンスはマジで素晴らしい。
ラスト以外の空虚な部分も、本当に心が機能しなくなった時ってこういうものに救…
彼の映画はどこまでも個人的なのが良い。そして自分の罪悪感や喪失感や自己嫌悪を救ってくれるのが創作だと改めて思えた。ありがとう。そしてその夢や幻想を形にできるのが映画なのだと思う。あと雨の車窓で流れる…
>>続きを読む空虚感のある色気を纏うヴィンセント・ギャロの、道行く先々で出会う女性たちとの触れ合いが刹那的。
デイジーに向ける愛憎を少しでも慰めたくて、大したことないと自傷したくて、女性たちと触れ合っていたのかな…