豪華客船ラブ&ミステリー映画。
エーゲ海に向かう巨大な豪華クルーズ船・MSCベリッシマを舞台に、お客様からの注文に無心で仕えるバトラー・冲方優と、ある目的のために客船に乗り込んできた謎の女性・盤若千弦が、船上で起きた殺人事件の謎に迫っていく…。
面白かったといえば面白かったし、物足りないといえば物足りない、そんな映画。坂元裕二脚本であることを期待しすぎるとよくないのは確か。
どうもミステリー、ラブロマンス両方描こうとして両方とも浅くなってる気がする。個人的には今作のミステリー要素に興味がないので、メイン2人の心情をしっかり描いた明るいラブロマンスが見たかったかなぁ。
ただ、何だかんだ見れてしまうのは吉沢亮と宮﨑あおいのおかげ。吉沢亮は情けない感じがよく似合ってるし、宮﨑あおいは久しぶりに見たけどめちゃくちゃ可愛い。
あと、この世で最も愚かな人間は店員さんに偉そうな人だという言葉にとても共感しました。カスハラが横行する世の中、しっかり心に刻んでいきたい言葉です。