エデンより彼方にの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『エデンより彼方に』に投稿された感想・評価

トッド・ヘインズ監督・脚本。製作総指揮はジョージ・クルーニー、スティーヴン・ソダーバーグなど。恵まれた暮らしの上流階級の妻が、差別意識により不幸へと転落する。愛する夫は隠れゲイだった。嘆く妻を気遣う…

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秋を感じる名作
ダグラスサークの同作をファスビンダーとヘインズが全く別の仕方で料理した。ファスビンダーは毒饅頭、ヘインズはマットな感じ。
セクシュアリティか人種か、それよりも優先する家父長制か(旦那…

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Taul
4.0

『エデンより彼方に』DVDで初鑑賞。ダグラス・サークの『天はすべて許し給う』にオマージュを捧げた作品という流れで観たが、1950年代のアメリカ富裕層のメロドラマへのラブレターのような色彩豊かな映像美…

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作中の時代に合わせてあえてレトロ映画の脚本、構成で作った仕上がりに抜群の衣装センス、美術センスで作る画作り。

レトロ映画の趣なので話はどうにも浅い。
黒人差別問題と夫婦問題が同時に起こっていて…。…

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黒人差別と同性愛を交えたメロドラマ。

全体的に色彩豊かで美しい。
特に、黒人のお店で、主人公と恋に落ちる黒人が、一緒に踊っているシーンは、とても画になる。
jhdrx
3.5
親父、自分勝手だよ。
何が本当の愛だ?腹立ってきた。

色彩と調度品は良かった。
あとラストのさりげない別離。

この時代の社会情勢と様々な愛を絡めてるけど
結局何が言いたいのか良く分からず。
4.5

素晴らしい。世界は分かち合えると願う作品。「白と黒」といったテーマを扱いながら画面はカラフルに仕上げるセンスが天才的。ラストの切り返しと色を失った街並み、真っ白な桜(?)が春の訪れを知らせると共に映…

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りな
-
時として違う世界の人間のほうが心を許せる。でも心を許したなら違う世界の人間ではなくなる。
こんな窮屈で偏見にまみれた世界で2人が出会えて良かった。
4.3

人間の悪意を余すところなく描いた作品と思う。それくらい日常の中そこここに埃かゴミのようにある『悪意』を拾ってきて見せてくれます。50年代風テクニカラーな画面、衣装にメイク、俳優達の演技、そのアンサン…

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思いがけず結婚生活の危機及び世間からの偏見に直面した女性の姿を通じ多様性の在り方を問う本作は時代背景が今とは異なるもののかなり現代風の主題を掲げた映画と云える。原色基調画面と不透明な人間本質との対比…

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