森見登美彦が何かのエッセイで紹介してた作品がアマプラにきてたので鑑賞。
世界観が独特なのに、その世界観の説明みたいなのは本当に最低限に収めて、ひたすら自作の飛行機を作ろうとする2人を描いてる、珍しい…
オレンジの砂とエメラルドの空、浮かぶ白い雲、乾いた風に巻き上がる砂埃、風化した板壁、鉄屑
そんな環境で長年暮らす者と何かから逃げる者が交わり、心を寄せたり警戒しながら、人力飛行機のテストランを続け…
赤土の大地にひたすらに広く青い空。十字架ばかりのボロい家。不思議な音楽。
壮大な鳥人間コンテスト映画。
途中まで兄には妹がこう見えていて、途中から妹には兄がこう見えているという信用のならない第三…
大地の黄色に真っ青な空が映える。
白い雲に時折赤の要素も入り、どのシーンもポスターにしたいほど美しい。
暗い家の中と外との対比、変化を求める者と求めない者との対比、とコントラストが際立つ作品。お兄ち…
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