『顔を捨てた男』、鑑賞後の率直な感想は「面白い…でも、なんだかモヤモヤする…」でした。一言では到底片付けられない、とんでもない作品に出会ってしまった!というのが正直なところです。
もし、全く別の顔…
めちゃくちゃ面白かった。
受け身の男がひたすら悲惨な目に遭っていく話ってなんでこんなに面白いんだ。彼自身は変わろうとしたし、頼りないわけじゃない。
周りは顔が変わっていじって来ない。なのに、今まで蓄…
顔を変えたとしても変わらないもの。
過去の自分が欲しかったものって、いつまでも執着してしまうのですよね。。
多かれ少なかれ誰しもが抱えることなので、道徳の教科書のようだった。自己受容ですな。
また…
興味深い話だった。
人は見た目じゃないとかいうルッキズム的な部分はこの映画の表面であって、何かに固執する人と執着のない人の対比を描いているのかなと思った。
音楽もカメラワークもかなり強めに演出され…
病気で変形した顔のため、他者からの評価をいつも気にしているエドワードを見ていて前半ずっとしんどかった。蓄積される負の感情から暴走していくセバスタの演技が素晴らしい✨ 「わたしは最悪。」のレナーテ・レ…
>>続きを読むフォントなどは古典的な趣きながらも中身はコーエン兄弟さながらのいじわるな悲喜劇。
簡単に言えば顔より中身よ!って事になるんだけど、人生楽しまなきゃ損じゃない!という人生エンジョイ勢の方が得だし、好か…
セバスタ版イレイザーヘッド的な作品
病気で異型の顔の俳優が、驚異的な快復で憧れの顔を手に入れたのも束の間、過去の自分にそっくりな男が人気者で現れる
自分を否定しつつ、自分しか分からない苦しみ、せっか…
問題作
主人公のエドワード/ガイが、地下鉄の中で/路上で、ニュージャージーのどこだかを目指す浮浪者のような男に出くわした時のリアクションの違いを比較してみると、エドワードは絡まれないように顔を隠そ…
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