2025/7/17@ シネマカリテ
主人公とオズワルドが対局にあるとか、そういう簡単な話でもない。
同じ病気の人に「オズワルドは成功しているのだからあなたも気にせず生きろ」ということでもないし、結局…
実際に存在する奇病”神経線維腫症”
人によっては画像検索してはいけないワードの1つと言える。
”人間は見た目が9割”の極端なアンチテーゼとして
非常に分かり易いテーマではあるのだが、
今回俺正…
いつか君の芝居を観たい。観たいじゃなくて"出たい"でしょ。役者を夢見るエドワードだったが、彼の「顔」は特異だった。素晴らしい薬が発明された。君の容姿を変えられるかもしれない。リスクもあるが試す価値は…
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容姿の美しさに限らず、ラベリング的な特徴というものは厄介に感じる。こういう見た目の人はこういう性格の人だろうといった、特に初対面ではある程度決めつけられるかもしれないが、結局その壁を破るのはその人次…
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設定が無理筋すぎるのはさておき、自分の完全上位互換が出てくるのが1番のホラーだった。この顔のせいで!って思ってたのが、そうじゃないって見せつけられるの、心が壊れても無理ないよ。
でもコンプレックスを…
イケメンA君にはいつも人がたかっている。
必然的に、A君が属するコミュニティは多い。かなり言葉も飛び交う。A君に求められる立ち振る舞い、期待は確立されている。
悲しいかな、天は人に二物も三物も四物…
テーマはルッキズムと自己のありかた。
「サブスタンス」とはかなりアプローチが違う。
容貌のため常に自分を閉じている俳優志望のエドワード。電車の中でも周りの視線がいたい。ある時突然治療をうけて顔を変え…
顔面が変形する病気の男、その治療は成功しても性格はそのままなので・・・というなかなかメタ的なストーリー。
オトコマエを封じる役柄ばっかりやってるセバスチャン・スタンが良い。とても良い。
と思ったら、…
なんという皮肉、風刺。
最後はどう捉えていいのかまだ考え中。
ずっと見ようって思ってたらいつのまにか上映館が減っていって、、なんとか探し出して行けました、、、
天井の表現が秀逸と感じました。
ど…
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