ダルデンヌ兄弟の「ロゼッタ」を思い出す。技術に関しては何処を切っても学生の自主制作映画のように不出来で荒削り。しかし、確かにメッセージは伝わった。ファーストカットから役者の表情に向かった寄りの長回し…
>>続きを読む神崎は何かを思い詰めて、外に出かける。タクシーを拾おうとしたが、中々拾えずにいた。道端を座り込んでいたときに、ひったくり現場を目撃する。神崎はひったくりをした山本に声をかけ、100万円を渡す代わりに…
>>続きを読む説明的な描写はほとんど無く、登場人物に密着するようなカメラワークはとにかく見づらく、1カットが極めて長く何も変化が起きないような時間が大半を占める。録音環境も劣悪で、登場人物が何を言っているのかもは…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
今年はこれが観れたからもういいや…
って思えるくらいぶっ刺さる映画だった。
映像もカメラワークも音も展開も
見づらくてしょうがない。
ただ、そんな事はどうでもよくて
この映画に込めた想いみたいなも…
映画としてのクオリティは最悪です。
カメラワークも、演技も、脚本もアラだらけ。
でも物凄い熱を感じる。
費用は全部自己負担で、返ってくる可能性なんて数%、撮影も場所も人も全て限られた中で撮影しない…
美しい慟哭
今年初パンフレット購入作品。
思いもよらず舞台挨拶込みだったので嬉しかった。
ラストの森へ歩くシーンでのカメラマンの足音が入っていたり、いやに長い尺も監督本人のこだわりであるというのも…
このレビューはネタバレを含みます
※大ネタバレなので、鑑賞後に見てください。
カサヴェテスやダルデンヌに倣って、かは知らないが、やたらとカメラが被写体に近い。明らかにそこにカメラをもった人間が存在している。本作でカメラは、こちら(…
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