中川龍太郎監督だった。
よく知らないんですけど、これで5本目。
どれもものすごくおもしろいというわけでもないけど静かで好き。
平成の高村光太郎と智恵子と勝手に思って見ていた。
本作はほぼセリフが…
心神喪失?した妻と献身的に支える夫
そんな二人の関係を、ほぼ会話無しの映像のみで伝えた映画
妻は抜け殻のように虚無になり、それだけでなく飲み物を故意にこぼしたりかけたりする。それを表情変えることな…
夏。苦しい人生。
旦那が良い人すぎる。
愛に勝るものはないのかもなんて思っちゃいますよ、こういう映画観ると。
でもいつか旦那も壊れてしまいそうで怖い。
人生何が正解かはわからんです。
セリフの少な…
うるさいほどの蝉の音 気だるい暑さ 死の匂い
いつでも終わりを考えていて でも終わらせられなくて ふとした彼女の涙で最期を思いついてしまった
笑いあってきれいに死にたかったのに それでも 彼女…
ふと監督の初期作品がU-NEXTにあることを思い出して観ようと思い立った。
監督が大学在学中に自主制作した本作は、ボストン国際映画祭にて最優秀撮影賞を受賞。
すべてにおいてセリフがほぼなく…
自分の語彙力の無さが情けないが、「大変だなぁ」という映画。
でも実際にこういう生活をしてる人はたくさんいるんだよね。
施設に預けることもできるだろうにそれをしないのは、やっぱり奥さんのことを愛してる…
ビートのように鳴る環境音、一つ一つの演出が相互に作用してこの映画に血を通わせている
映画は無声に帰結する
アバンタイトルまでの流れ、本を拾うシーン
なにからなにまで素晴らしかった
中川龍太郎天才…
二人だけで言葉もなくただ受け入れる。何がきっかけで良くなるか、何がきっかけで悪くなるか分からない。何回か「そんなわけないよ」って思ってたけど最後泣いてた。いろんなことが散りばめられた映画を簡単に否定…
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