ぴあフィルムに入選された作品
面白かったし、この監督は本気で憎悪を映像にぶちまけているのだと伝わってきた。
ルイス・ブニュエル、ロベール・ブレッソン、イングマール・ベルイマン、ピウロ・パウロ・…
ずっと追っていきたい、期待のアーティストをまた見つけた。
兄からの暴力、母親からの束縛、あらゆるストレスに耐えかねてうまれた主人公の異常な狂気が見られる約80分間。
主人公を演じた監督自身の兄に…
理不尽で暴力的な兄に耐え、救いを与えない母親の八つ当たりと支配に耐え、己の血を憎む悠晟は唯一の“満たされた友人”を真似しながら、少しづつ地獄のような怒りと虚構を溜めていく。
「瀉血」良いタイトルだ…
ずっと胸がキリキリして辛い
ドッペルゲンガーの章は泣きそうになった
自分を捨てたくて見た目を変えたくなる気持ちすごく分かる
モノクロで大正解、血縁を恨んで生きる世界は色なんてついてないもんね。
母親…
このレビューはネタバレを含みます
家のなかのピリつき、マジで実家を思い出す
嫌すぎて抹消してた記憶が呼び起こされる
あの頃感じていた、ここから抜け出したいとか別の人間になってしまいたいって願いが、作品に昇華されていると感じた。
家…
めちゃくちゃ面白いです!
家族への嫌悪感と憧れの人への羨望、日常生活など、私たちの「あるある」を最大限誇張してコミカルに描いていて、ずっと楽しめました!
終盤のあるシーンには震えましたし、脚本も…
面白いです。血液で繋がった家族からの脱却とフィクションという名の暴力について。終盤あたりまではかなり痛々しく厭さの募る"物語"を見てたんだが、急に自虐でもあるが物語に刃を突き立てる。
ヒステリック…
家族の血を嫌悪する高校生が、優等生の親友と同じようになろうとするお話
「半自伝的映画」であることがより面白い。何故これが半自伝的映画であるのか、何故この映画を作ろうとしたのかなどが全部映画内に込め…