僕とオトウトの作品情報・感想・評価

僕とオトウト2020年製作の映画)

製作国:

上映時間:48分

3.4

『僕とオトウト』に投稿された感想・評価

2021NO115

「知りたい」と思って見つめるまなざし。
生活は終わらないし、ずっと続く。

ドキュメンタリーを見るたびにドキュメンタリーとは何なのかって考えちゃう

監督が事件が起こるのを待ってたって言ってたのには、結局ドキュメンタリーも一種フィクションなんだろうなーと感じてしまった。まあ…

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関西での上映も一区切りついたみたいなので。

『蟻の兵隊』『ルンタ』の池谷薫さんが主宰する映画塾の生徒さんによる48分の習作。
重い知的障害を持つ弟との関係を大学院生の兄が掴み直そうとするドキュメン…

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父さんが名役者。『血筋』のオトン並みに“映画として”華を添えてくれてるよな。

初めは弟を撮りはじめた監督が、ついには自分にカメラを向け感情を吐露する流れはセルフドキュメンタリーの真髄だとも思う。

知的障がい当事者のお兄さんが、おとうとのことをもっと知りたいという想いから作られたドキュメンタリー映画。

障がい当事者とそのご家族という視点ももちろんあるが、もっと普遍的な家族という関係性をとらえ…

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六歳年下の弟を撮った、セルフドキュメンタリー。
障がいのある息子を持つ親として、共感出来る部分も多くある。
ポスターになっている、2つのシーンが良い。
上映後、高木佑透監督と池谷薫プロデューサーとの…

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悩ましく恣意的で悲しい

弟のことを知るためにカメラを向ける監督。
“自由”にさせると車に乗せてもらって寿司屋とびっくりドンキーに行き美味しそうに頬張るオトウト。ふいに弟が「パパは?」と聞くことで、…

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重度の知的障害をもつ弟を撮ったドキュメンタリー映画。

そもそも自分以外の人のことは
ハンディキャップのあるなしに関わらず
他人事になるし、自分事として必ずしも
見なければならないテーマではないと思…

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3.0
弟を思って、「悲しい」「せつない」って思うのは普通な当たり前の感情だし、それでいいんじゃない?って思った。タイトル通り「僕とオトウト」を撮った作品だった。
誠実さは伝わった。それ故にいかにも映画的な演出はかえって邪魔に感じた。視点がどうこう言われようがせつないもんはせつない、それでいいと思う。

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