小津のロング・ショット(サイド・バイ・サイド)とゴダールのショット/切り返しショット(バック・トゥ・バック)の融合(言うなればバック・トゥ・バック型サイド・バイ・サイドのショット)に映画史上初めて、…
>>続きを読むこの不穏な空気!これからチュルヒャーはランティモスと比較されながら評価されていく作家ではないかと思った。異様な緊張感(官能的なものを含む)の中すすんでいく家族の団欒が、たまらなくイヤ〜な感じで想像通…
>>続きを読む隅から隅まで最高。人間の動き、動物の声、物の存在。見事に全てが追い付いていないスリルと、ふとした瞬間の不思議な安心感が交互に漂っている。めちゃくちゃに面白い。ベルリンに住んでいるのになんだか懐かしく…
>>続きを読む【第63回ベルリン映画祭 フォーラム部門出品】
『煙突の中の雀』ラモン・チュルヒャー監督作品。ベルリン映画祭フォーラム部門に出品された。
『ガール・アンド・スパイダー』を観た頃はまだ映画見始めた時…
生活音がうるさい(バグってる)家族に囲まれて血管ピキピキなジャンヌ・ディエルマンと、何事もなく暮らす動物たち。一寸先が読めないストレスの中で首から下だけ脱力する修行。
Ramon Zürcher …
本作は我がホームタウンの劇場である下高井戸シネマでの「Gucchi's Free School × DVD&動画配信でーた 現代未公開映画特集」でも最後の一本であり、俺の2023年最後の映画でありま…
>>続きを読むおもしろ
不思議な映画だ。
映画における音の不思議を上手く奇妙な面白みに昇華している。
フレーミングにおいてもある一つのテーマ(例えば子供)を中心に切り取り、フレーミング外を絶妙なバランスで奇妙に…