成島 出 監督作品
純粋なこころの塊がひとみの中に入り込んだとき、オロオロしチクチクし、震えている自分を発見した。宮澤賢治(菅田将暉)とともに生きたやさしい家族の物語。頭の中の淀みを清流がきれいに…
宮澤賢治を父から・家族からの視点で描いた。祖父・父・妹・賢治の死去を丁寧に描いていること、またことあるごとに子供たちが「人のために尽くす。」と言っていたのも印象的。菅田将暉の演じる死者の顔が大変美し…
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花巻の宮沢賢治記念館も行ってるけどよく知らなかったこともたくさん。生前には認められなかったけれどみんなの役に立つ知識も作品も残して郷土の星になったのは素晴らしいこと。子どもが先に逝くのはどんな話でも…
>>続きを読む<my備忘録>2024 20th
原作未読
芸術的才能のある人は,得てして変わり者である。
(偏見ではあるが、的も得ている)
そしてその才能を伸ばすには、たいていの場合その奇行を認める親がいる。
…
限りある命は誰のもの。当人のものに決まっているが、それがわからぬ人たちがたくさんいる。親とはその限りある命の使い方を子に教える使命があるはずだ。政次郎は間違いなくそれを実践した。賢治の妹トシの死もそ…
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2024年5月、WOWOWで視聴。
宮沢賢治の父を演じる役所広司さんの愛情深さ!どんなときも理解してくれる心強さ!
賢治は自分が出来損ないだというコンプレックスがあったんだろうなぁ…時には迷走し……
宣伝文句だった“究極の親子愛”というものが強く描かれている作品だった。
賢治という人間の突拍子の無さ、浮世離れしたところが父親の目を通して描かれていて、視聴者もまた父親と同様の目線で彼を見ているよう…
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会