一見すると父娘の楽しいひと夏の思い出なんだけど、ずっと不穏な雰囲気を纏えるのがすごい。ずっとハラハラしていたし、思い出すのがつらい夏になるんだろうなと感じながら、微笑ましい場面を見続ける、という不思…
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大人になったソフィが思い浮かべる父は全てあの夏の日の姿で、あの夏の日々が父と娘の最後の時間だったのかと連想させる。
娘はこれが最後なんて思わず、一方の父はこれが娘との最後の時間であることをわかって…
終始、不安な気持ちになった。
父親がスキューバダイビングのスーツを着る時の独白から、カメラがゆっくりと横に移動して、顔が映らなくなるのが怖かった。
彼は故郷の喪失、家族の喪失を経験した。
生き方…
ずっと何か起こりそうな不穏な空気がなんかしんどいが、映画内では特に何かは起こらない。私達の想像の中で何かを勝手に起こし、正解もわからないしモヤモヤしている。たまにはこういう映画を見て考察するの良いで…
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父と娘の距離感がリアル。父は親子の時間が有限だってことを理解してるから一生懸命に接しようとするけど、娘はその一生懸命さに一歩引いてしまう、っていう温度差がリアルだった。大人になってから当時の父の心境…
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