新文芸座オールナイトにて
表現の仕方やアプローチでいいなと思えた部分もいくつかあったけれど、題材だけに、ソクーロフの明確な政治思想が垣間見えるのかと期待していたので、肩透かしを食らった気持ちは多少…
空虚な憎悪、揶揄嘲笑。禍々しい魔界地獄巡り。権力の対象や同士も無く、手持ち無沙汰にさまよう亡霊。個として浮かび上がらす試み。天国の門、群衆、床に伏すキリスト。ビジュアルと企画コンセプトのワクワク感は…
>>続きを読むスターリン、ヒットラー、ムッソリーニ、チャーチルの4人が、天国に行くための扉を通れるのか待つ間、それぞれ自分の思うところを述べ合う映画。アーカイブ映像を構成し、話す内容も手記や発言から引用したものと…
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