「炎628」のエレム・クリモフ監督作。
いくつかバージョンが存在するようだが、私が見たのは142分版。
帝政ロシア最後のニコライ2世とラスプーチンを描く歴史物だがカルト臭漂う。じわじわくる面白さ。
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帝政末期のニコライ2世と一族の最期。気弱なニコライ。取り巻きの言葉に振り回され、妻に取り入るラスプーチンに権力を握られる。若手貴族の怪僧暗殺が進む。クリモフ監督の描く、華やかで退廃的な149分。
新…
死んでも死にきれない…半ばコントの様な死に様は毒を盛られ、殴られ、撃たれる度に生き返り、トドメは脳天への一撃で息絶えたというラスプーチン。最期は川に棄てられたという彼は、この映画では何故か棄てられる…
>>続きを読むとにかく長いが要所で挟まれる当時?のモノクロ映像が効果的にリアリティを醸していた
ロマノフ王朝はおろか、ロシア史すら頭に入っていなかったのでこれを機にニコライ2世の治世についてざっと目を通したが、流…
アレクセイ・ペトレンコのラスプーチンがドロドロなのにパサつき感がありました 本人そっくりですね
破壊的なテンションについてくのが必死でした
「炎628」のエレム・クリモフが撮影するショットは文学的…
ロマノフ王朝のニコライ2世は帝政ロシアのラストエンペラー。その皇子が血友病に産まれて、危機を救ったとされるのが、怪僧ラスプーチン。どうもグレゴリー・ラスプーチンというのは日本でいうと種田山頭火?みた…
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