中盤までは非常に良かったが、後半から弛緩してしまった印象がある。
この頃のソクーロフは、ある時代の独裁者を神話から解き放ち、ただの病人として描いている。
彼らはみな、衰えて、無様で、滑稽な存在とし…
2本続けて観たこともあり、正直かなり疲れた一本。
創作背景やテーマは重厚そうに見えるのに、実際に観ている間はほとんど感情が動かず、ただ淡々と時間だけが過ぎていく感覚だった。物語としての引力が弱く、…
《アレクサンドル・ソクーロフ監督特集》③
愛人"エヴァ"と"ヒトラー"との日常を描いた作品。
「モレク神」とは子供を生贄に捧げさせたという伝承から、ヒトラーの権力とその犠牲を示唆しているらしい.…
カビ臭い瘴気に満ちたホリデイ。子を捧げる神、命を掌握する権力。霧の魔城! 霞がかったフォグフィルター的軟調。でかトランクスの下着姿でバスタブにお尻から落ち、お尻を蹴られ、床ゴロゴロ取っ組み合い痴話喧…
>>続きを読むロシア人監督による、まるで幽閉されているかのような孤高の山荘におけるヒトラーと恋人エヴァの一昼夜を描いた異色の空想的独裁者映画。
端的に言えば「狂ったヒューラー」「ちょっと頭の弱い愛人」「追従おべ…
クローノフの中ではわかりやすいストーリーだったのだと思う。歴史上の人物をモデルにした話にあまり個人的に興味が持てなかっただけ。
マザー、サンやエルミタージュ幻想のような挑戦的なものを期待していたの…