狂乱の大地の作品情報・感想・評価

『狂乱の大地』に投稿された感想・評価

kazoo
3.7

1967年のブラジル映画である本作は、架空の共和国を舞台に、政治的抑圧と貧困に苦しむ民衆の闘いを描いた社会派ドラマ。物語の中心には、理想に燃える若きジャーナリストが据えられ、彼は保守的な政治家と進歩…

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takeit
-
ニューウェーブ美学というか、カメラ目線&ジャンプカット&手持ちカメラ&政治性
画面の白が印象的
顔の超クローズアップも迫力ある
左右対称の構図とかも含めて、同時代のゴダールや大島よりも好きかもしれない

進歩派の議員を追い、自らも強権的になっていく主人公。かつて目をかけてもらっていた保守政治家に対しても、用心棒の三船のように働き内部崩壊を工作したりもしていく。そうするうちに2人の政治家の全面戦争にな…

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PS3
-

いわゆる「シネマ・ノーヴォ」の代表的監督であるグラウベル・ローシャ作品。
「政治の季節」らしいラディカルで血生臭い政治劇だが、大衆に熱狂的に支持された政治家が、いざ要職に就くと何ひとつ成し遂げられな…

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大西洋岸内陸エルドラド,車男女,白バイ追手,銃撃,白砂浜.雲,黒旗,十字架,上院議員.シルヴィア.社交ダンス,議員見放し,グラス割り,アレクリム,自由の夜明け社,孤児写真,知事村来訪,農夫喚き,押さ…

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2.5

ワカンナカッタヨー!黒い神と白い悪魔の時もうわーわかんない!と思って途中で停めてネットで解説読んでどうにか…って感じだったんだけど、これもやっぱそんな感じで、全然最後まではまれなくて、すごいドラマチ…

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さっき映画館で観ました。
ブラジルにこんな昔の映画があるとは知らなかった。

架空の共和国 エルドラドを舞台に階級闘争、人民を強いた抑圧、政治思想の解放、論争や闘争に巻き込まれる人々、現実から回想へ…

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「死ぬまでに観たい映画1001本」903+212本目

この監督、1001本の中に2本も入ってるんだ。
政治的にすごく煽動的なんだと思うが、よくわからない。
現実の話か、それとも政治上の観念の話か。…

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異様なカメラの位置。「狂乱」と謳うものの狂乱には入り込めず、「狂乱の大地」を見ることは出来ない。爆裂する銃撃の中に何もできずに佇むのみ。
324
3.8
低開発のすすめ。成されぬ変革。荒野に踊るpoetic道化師。ビートと無音の極端な緩急。戴冠する勝者の顔アップ、敗者の絶望ロングショット。屹立するラストショット。

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