恐怖心を煽るようなものかと思ったけど、全然違った。話が進むにつれてだんだん心臓をぎゅーって掴まれていく感じ。今も苦しい。
最後には泣きたくなるような、幸せのような、切ないような、ともう感情がぐちゃぐ…
ものすごい映画を観た。
自分の中にある偏見のようなものが怖くなった。
大人たちにとって、子供は「怪物」のように見えるかもしれないが、実際には子供もごく普通の人間関係の中で生きている。それを理解しよう…
この作品においての怪物は我々視聴者ってことですか…?
最初の母親視点で観ると、保利先生の態度とか学校の対応が最悪すぎる😨っていう印象だったけど、
保利先生の視点に変わってからは全員の印象が180°…
今タコピー見てるので、今作には「おはなし」が足りないと思ったっピね…
子役さんをはじめ役者さんたちの表現が素晴らしく、細かいところまで作り込まれていて良かったけど、あえて気になったことを記録。
…
2人が生きていたとするならば、厳しい環境だけどなんとか幸せを掴んで欲しいと思うし
亡くなっているのであれば、私はそれが1番いいんじゃないかと思ってしまう
今までの世界から解放されて、生まれ変わること…
羅生門スタイル。見えているものと、見えていないもの。
第3幕が素晴らしい。しかし、全て見終わると、第1, 2幕目の不自然さが際立つ。やや映画的過ぎると言える。視聴中は緊張感に釘付けだったが。
最後…
安藤サクラさんの圧倒的な演技力と黒川想矢くんにしか出せないオーラが映画の質を上げている。
ラストのシーン、あったはずの柵がなくなってたのを、解放されて2人は自分の気持ちに素直になれたのかなと思わせ…
©2023「怪物」製作委員会