プライベートでは超がつくほどの釣り好きで一時期は釣具店を経営していたという山村聰の趣味が良く出ている監督作品、当時の鹿島灘の水郷が映像として記録されているのも貴重だしそこで働く人たちの様子を描く様は…
>>続きを読む山村聰監督の、農漁村の豪農家族と出稼ぎ労働者を描いた作品。「黒い潮」よりは落ちるが、山村の意欲作。この頃は、農村を扱った作品が目立つ。本作と同じ東映の今井正「米」(57)、東宝では成瀬「鰯雲」(58…
>>続きを読む1959年製作公開作品。鹿島の漁村から水郷地区の早場米の刈入れに出向く若者たちを中心にドラマを組み立てる。水郷を使っての農作業への行き来で溜口冗談の花を咲かせる場面が素晴らしい。
この時代を描く作…
茨城の水郷地帯の農村風景だけでも一見の価値あり。
鹿島灘の漁村に住む若者達がそこへ出稼ぎに行く話だけど、家族のゴタゴタに 恋のもつれに 嵐は来るし…と話は盛りだくさん。
稲刈りシーンでいちいち景気の…
まさかの卜全スタートに胸が高鳴ったのは内緒。
ロケーションそのものや作業風景が素晴らしいだけにいっそのこと労働讚美映画に徹するべきだったのでは。恋愛譚にも青春譚にも結び付かず散漫な印象。
鹿嶋や利根…
すごく現代的な映像が好みではなく、乗り切れなかった。ドラマでも話題になった雨の中の稲刈りもうーんと思う。「俺はおまえみたいな素直な女と付き合う男じゃないんだよ」とかいうセリフには、人生のある種の真実…
>>続きを読む貧しい漁村の若者が季節労働の出稼ぎで稲刈りしに行くというずいぶん地に足のついた話だけど結構面白い。冒頭の漁村での地引き網や、稲刈り・脱穀・精米・水害への対処など、シネスコの教育ビデオといったかんじで…
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