闇社会に生きる凄腕の殺し屋。
自らが決めたプロフェッショナルな哲学に忠実に従い常に完璧な仕事をこなしてきた彼だったが、パリでの任務遂行中に致命的なミスを犯してしまう。
警察の目を逃れ飛行機へと乗り込…
ナレーションに浮き彫りとなる焦り、それ故のあり余る多言にもはやコメディ映画を見ているような可笑しさがあり、映像としての緊張感は不気味なほど削られていく。たとえばスピルバーグの『ミュンヘン』みたいな、…
>>続きを読む主人公のモノローグや、国から国へ渡る生活感が独特な雰囲気でよかった
ただ、ちょっと惜しいとこがちらほら
・主人公は殺しのものすごいプロだったことが、モノローグ以上に把握しにくく説得力が薄い
・多分き…
このレビューはネタバレを含みます
カルマなんて無いはずの人生が一発のミスで色めき出すのは、人間、どこかでもがき苦心する方に生を感じるからか。The Smithのベストアルバムそのまま垂れ流すかのような風でいて、奇妙に楽曲とマッチし…
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