レナード・バーンスタインの伝記映画。
モノクロからカラーに。そして現在のインタビューシーン以外は全てスクエア寄りのアスペクト比でレナード・バーンスタインという1人の指揮者の生涯を時代と共に映し出す…
互いに華々しい芸術家でありおしどり夫婦、その愛憎模様。ジェットコースターの様な夫婦生活が終焉を迎える時、改めて気づく互いの愛情の深さに、切なくて胸が締め付けられる。例えベクトルが違ってもきちんと向き…
>>続きを読む個人的には、レナードの生い立ちや思想がより鮮明な前半の方が印象的だった。
(1) “あちこちに散らばる自分のかけらを集めて、確固たる自己を創造した”… ロシア系ユダヤ人という、ディアスポラとしての…