【第54回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
『太陽の雫』『華麗なる恋の舞台で』などのサボー・イシュトヴァーン監督作品。カンヌ映画祭で脚本賞を受賞、アカデミー賞では前年の『コンフィデンス/信頼』に続き…
1920年代のドイツを舞台にナチスの庇護のもとで名優としての栄光の座を得た一人の役者の姿を描く。
1920年代の混乱のドイツ。ハンブルグ劇場で喝采を浴びる人気スターに燃えるような嫉妬を抱く男がい…
第54回アカデミー賞外国語映画賞。
イシュトヴァン・サボー監督作。
1920~30年代のドイツを舞台に、舞台俳優ヘンドリック・へーフゲンが辿る運命を描いたドラマ。
ナチズム・ファシズムの台頭を描…
このレビューはネタバレを含みます
Yet it seems the secret of acting is to portray strength and hide one’s weakness.
この言葉通り、彼の人生が本質を隠…
イシュトヴァン・サボー監督作品。
悪魔(メフィスト)を演じる俳優が、芸術主義で生きていこうとするが、ナチスに翻弄される姿を描いた映画。
サボー監督は、小さな国ハンガリーがナチスに踏みにじられるの…
権力もまた麻薬である。仲間のフリをして近づき、気づいたら抜け出せなくなり、自身をも見失なう。照明(スポットライト)の使い方も意味深。芝居で悪魔を演じられる内は良かったが、現実に自分が悪魔の手先になっ…
>>続きを読む["ただの役者"という絶望、ブランダウアー三部作①] 60点
主演のクラウス・マリア・ブランダウアーの名を冠したトリロジーの幕開けを飾る本作品は一昔前まではアカデミー外国語映画賞を受賞した唯一のハ…