落下の解剖学の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

　不幸な人のもとに神が犬を遣わすというなら、本来仕えるべきダニエルのもとを離れてサンドラの傍らに走ったスヌープは神の計らいに応じた事になるのか？すると、サンドラが一連のできごとで不幸を託ったとして、…

思っていたのと違う！(笑)ミステリーかと思いきやなんとも釈然としないラスト。この映画でいう「解剖」は、事件そのものじゃなくて、家族関係をじっくりと切り開いて見せることなんだと感じた。
　期待していた…

ちょっと良く分からなかったので、もう一回観てからレビューしようと思ってたけど、随分と時間が経って、多分もう観ない。
引っかかったのは、どんなに考えても分からない時はどっちかに自分で決めるしかない、み…

わたしはダニエルがこの事件の後に抱えるものが大きすぎるのが心配
年齢の割に大人びすぎてしまいそうで、抱えきれなくなったときに母は絶対に頼れないだろうから、ほかのちゃんとした大人に守ってもらってほしい…

決断についての物語。人が人を裁く場面において削り出される本質には息を飲みました。作中で混沌と表現されるわれわれ人間の関係にあっては、本人にとっての真実は本人以外の誰にも共有できず、それでも決断を行な…

カタルシスは得られない。解を明示しないため、白黒ハッキリしない映画が苦手な人にはお勧めしません。
モヤモヤが残る、それがまた良い　と思える人、考え続けることが好きな人には良い作品だと思います。

音…

判断のしようがない時は決めるしかない、フリではなく心を決める、という言葉はこれからも大切にしたいと思った。
ラストシーンで真相、いや真実に辿り着かせない着地を見せたが、この何かを明示することをしなか…