【Points of View】
・愛という現象は理性で醸成できるか?
・アイデンティティの揺らぐ人生の苦痛
・他人で処理する怒り、自分で作る赦し
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この作品は、戦後フランス社会を舞台に、…
戦後フランスの家族を描いた大河もの。
家族4人それぞれの自己の違いと、その違いの中で暮らしていく家族の時間の流れを丁寧に描写している作品。で、さらに多様な愛の形を描いてるのがフランスっぽくて良い。
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「愛する時」が同時に「愛される時」であるならば、人はどれほど幸せか
家族の中でただひとりそれを知らない息子がとても不憫だった
幼少期より恋焦がれた実父の存在の有無にかかわらず、線路の先に待つのは笑顔…
120分がとても長い。
波乱万丈で歪な家族の物語。
幼きダニエルが、口に出したら叶わないといわれるお願い「愛してほしい」を口にした時は、一番胸が締め付けられるシーンではないだろうか。
マドレーヌは…
この愛のかたちが多様な感じと誰にもフォーカスしてない感じがフランス映画らしかった。
冒頭のギョッとするシーンから始まり、けれど子供より女性としての愛を優先させるあたりもいかにも。そして泥沼化しそう…
過去作『聖少女アンナ』がわりと好きな監督だったので鑑賞したが、まとまりのない恋愛大河ドラマ、という感じで新鮮味もなかった。フランソワとの関係を中心にしたかったのであれば、最後の息子とのやりとりが少々…
>>続きを読むドイツ人将校との情事で妊娠し、ナチスドイツの占領から解放された戦後に「コラボ」の烙印を押されて差別された女性・マドレーヌが、秘密を抱えた男性と出会って惹かれ合い、ともに人生を歩んでいく姿を描いた、カ…
>>続きを読むプロローグのアーカイブ映像
第二次大戦中に占領下のフランスでドイツ兵と関係を持ったことで、パリ解放後に「対独協力者」として丸刈りにされ街を行進させられる女性たち
NHKの映像の世紀やロバート・キャ…
二夜続けてのアナイス・ドゥムースティエさんです。
息子のサブ・ストーリーが無ければ、この映画は普通でしたが 、息子のせいで発狂しそうになったから零点☆です。
一度も会ったことすら無い実の父への異…
©Roger Arpajou_LES FILMS DU BELIER-LES FILMS PELLEAS-GAUMONT