ブルーム・オブ・イエスタディの作品情報・感想・評価

ブルーム・オブ・イエスタディ2016年製作の映画)

The Bloom of Yesterday/Die Blumen von Gestern

上映日:2017年09月30日

製作国:

上映時間:126分

3.3

あらすじ

時は、現代。ナチスの戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げる研究者のトト。そして、ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすために、やはりホロコーストの研究に青春を捧げるインターンのザジ。スタート地点は真逆だが、同じ目標のためにアウシュビッツ会議を企画することになった二人。人付き合いが苦手なトトは、フランスからやってきたザジに最初は激しく反発…

時は、現代。ナチスの戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げる研究者のトト。そして、ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすために、やはりホロコーストの研究に青春を捧げるインターンのザジ。スタート地点は真逆だが、同じ目標のためにアウシュビッツ会議を企画することになった二人。人付き合いが苦手なトトは、フランスからやってきたザジに最初は激しく反発するが、彼女の型破りなユーモアにいつの間にか生きる力をもらう。やがて二人は、自分にない何かを求め合うように強く惹かれていく。だが、実は二人の出会いは、偶然ではなかった。ドイツ、ウィーン、ラトビアへと過去を追いかける旅路の途中で、ザジが隠していた驚くべき“事実”が明かされるのだが。

「ブルーム・オブ・イエスタディ」に投稿された感想・評価

まさかのナチス系ホロコースト・不倫ラブ💓コメディ💡
「世界にひとつのプレイブック」はダンス&メンヘラ系だったけれど…本作はアウシュビッツ&メンヘラ系😅終始イライラしたけれど面白かった。

▼ホロコースト研究所に研修生が来る。受け入れ担当トト・ブルーメンの祖父はナチスSS。
研修生ザジ・ランドーの祖母はナチスの毒ガスで殺された。

研修生ザジは迎えに来た車のベンツすら気に入らない!祖母はダイムラー・ベンツ社の「毒ガス・トラック」で殺されたのに!
しかしトトは知っていた。毒ガス・トラックは“オペル”だった事を。

犬のガンジーを走る車から放り投げるザジ。赤ぺンキを頭から被るザジ。いつも情緒不安定😅

トトの奥方は不妊症だった。種が悪いのか畑が悪いのか、治療と称して男とセックスしまくる妻ハンナ。

物語の行く末が、全く予想できない。
これは禁断のテーマに果敢に挑戦したコメディ・ドラマ。
大女優ルビンシュタインのエピソードを、もう少し膨らませて欲しかった。
Aya

Ayaの感想・評価

3.4
えー?!アデル・エネルってドイツ語も喋れるの?!

いいですね。
いい大人が割礼してないペニス云々殴り合いの喧嘩してるのって(嘘ですw)

完全にコメディ。
ロマンチックコメディ。
ていうかフランス恋愛ものと言ってもいいw

ナチを祖父に持ちホロコースト研究家の癇癪持ちドイツ人中年男。
大きな会議(コングレス)を控え、主催の教授は心臓発作で亡くなってしまう。
その教授を慕う研究生としてフランスからやってきたアウシュビッツで祖母を亡くしたアデル・エネル。

この2人は最初から些細な考え方の相違で喧嘩ばかり。
しかもこの2人の祖父母は実は深い関係があったのだ。
彼の心の扉を開かせようとちょっと強引なくらいグイグイくるアデル・エネル。
対してなぜか頑なに拒否り、ナチ子孫だって大変なんだよ!とキレまくる男。

会議のスポンサーであり講演予定だったユダヤ人女優はナチ将校とのSEXネタや、美容整形について語った挙句、この男の態度に腹を立てキャンセルされたり、会議の運営委員会ではアデル・エネルの恋人(不倫。最初のペニスのくだりで喧嘩したのこいつ)とかとも揉めるし、果たして亡くなった教授悲願の会議は果たして成功するのか・・・。

いいですね〜アデル・エネル!
フランス娘のものすごい身勝手っぷりが最高w
犬投げた時すげえ笑ったw
自分で投げたのに泣きながら探してるし・・・フランス人だから、ね。犬ちゃんは、ね。

そしてまあ行動がいちいち突飛なんだ!
なんでこの男を引きとめようとして自分でペンキかぶるの?!
妻や子供もいるし、全然話が噛み合ってないのに、いきなりSEXに誘うの?!
てかあんたも恋人おるやないか!
しかしなかなか落ちないドイツの中年男にはある秘密が・・・。

突然、加害者の子と被害者の子の理論を「被害者の子供の多くが加害者の子供と寝て、無意識に超自我と和解する」と語るアデル・エネル・・・お、おう・・。
多分、日本人には一生解けないフランス娘の心内・・・。

この中年ドイツ男にはアフリカ系の5、6歳くらいの女の子の養子がいるんですけど、いちいち妻やアデル・エネルとSEX絡みの話で揉めてる時に限って近くに居るギャグwが結構ギリじゃね?と思いながら。

しかし、やはり男と女。
一緒に旅をしながら色んな人に会い、話を聞くことでお互い立場や思いを語り合い、どんどん距離が縮まってゆき、アウシュビッツの話から、SSやナチとの関連まで作用し、2人の男女関係はドロドロに・・・。

そしてラストのオチまで含めてめちゃフランス映画っぽい!
恋愛コメディだわ・・・。

重い題材を扱いながらも、現在生きている人と人の関係に焦点を当てることで、面白く見れるようになっているし、民族性の違いを結構強調してくるので、みんなのイメージするフランス娘を見事に演じて見せたアデル・エネルは、ここんとこ違う役柄をそれぞれの作品ごとにきちんと演じていて、さすがだし、何と言ってもこのドイツ男が情けないけどなんか憎めなくて、可愛くなってるとこも良いと思います。

ハル

ハルの感想・評価

2.8
ナチスの戦犯を祖父に持つ男性とホロコーストの被害者を祖母に持つ女性が、加害者側と被害者側の立場から惹かれ合っていく、ラブコメディである。

少なくとも、予告編を見た限りでは、そんな感じでうまくまとめていたが、実際には、そこからは程遠いような印象を受けた。

まず、登場人物の誰にも感情移入ができない。まともな人物が一人くらいいても良さそうだが、主人公の男性とヒロインの女性はどちらも吐き気を催すようなメンヘラ。そんな二人のやり取りを見ていても、苛立ちが募るばかりか、徒労感が増す一方であった。

そして、肝心なことだが、これを撮った人が何を伝えたかったのかよく分からない。

ホロコーストを題材にしたラブコメディを作りたかったのか?(にしては、笑えない)

それとも、男女のエキセントリックなやりとりを通して、加害者と被害者が寄り添うことの大切さを訴えたかったのか?

何をどうしたいのかをはっきり伝えてくれないと、評価の下しようがないと思った。

どちらかと言えば日本人の評価よりもヨーロッパの人々の評価が気になる。できればドイツ人かユダヤ人がいい、これを観て面白かったとおっしゃる方がいたら、何が面白かったのかお聞きしたいところである。
主役の女性も男性も好きになれなかった
行動など常軌を逸していて理解できない
2人のルックスも好きじゃない
レストランで愛を告白するところは少し面白かったけど

ハゲが印象的
まこ

まこの感想・評価

3.6
二人のヘラっぷりが見ていてかなりつらかった。
5年であれが治るとは思えないけど。

ホロコーストづいてるけど、毎回知らないことがあって面白い。
shuco

shucoの感想・評価

-
ホロコーストってだけで借りたけど…
ただのメンヘラカップルのお話だったような…
ガストラックがベンツじゃなくてオペルが使われてたとかファミリーネームだけ聞いてSSってことがわかるとかの知識は教えてもらえました。
Atomy

Atomyの感想・評価

3.5
なかなか面白かった。
ナチの末裔と、祖母をホロコーストでなくしたユダヤ人が現代のドイツで真正面から向かい合う。

このユダヤ系のザジがそれはそれはくせ者。反抗的で、情緒不安定で、自分の話したいことだけ話す。
そんなよくわからないザジが人間らしく愛らしく見えてきて、彼女の行動にハラハラしながら展開を楽しめた。

2人の、というよりナチスとユダヤ教徒の対立は、世代を2つまたいでいることで、直接さが薄れている。(少なくともディナーテーブルで向かい合うことができるぐらいには。笑)
それが私にはちょうどよい距離感で、ある程度の客観性を持って観れた。現代のヨーロッパのひとたちの感覚もこんな感じなのかしら。

歴史から目を背けない堂々さもいい。三代先まで、きちんとそれぞれの歴史の続きを生きてる感じ。

きちんと時代が変わっているのを目の当たりにした。
McQ

McQの感想・評価

2.8
元ナチ党員の祖父を持つホロコースト研究家のトトとユダヤ人の祖母を持つザジのあれこれを描いた作品。

ストーリーだけ追いかけると中々素晴らしい作品と思えるのだけれど、主人公以外のキャラクターがとにかく憎たらしい!

残念ながら映画の半分ぐらいは、ずっとイライラ、、
こんなにイライラした映画は今までなかったかも(ToT)

わんこを車から放り投げるシーンがピーク。ここでついに発狂しそうになった。

後半まともに見れるようにはなったけど、前半のイライラが中々抜けず、集中出来ない。

ストーリー自体はとても良いのでイライラせず見られるかどうかだと、、オチも良かったし。
babygrand

babygrandの感想・評価

4.0
この映画のジャンルを分けるとしたら<恋愛映画>もしくは<ラブコメ>に入るだろうが

▪️トト: ドイツ人男性で今はホロコーストの研究をしている。トトの祖父は実は元ナチス親衛隊員。

▪️ザジ: ユダヤ系のフランス人女性でホロコースト研究のインターン。ザジの祖母は強制収容所で死亡。

こういう特殊な背景を持つ二人だから出会いから大変!
映画冒頭、フランスから研修生としてやって来るザジをベンツの車で空港へ向かいに行ったら、ベンツの車を見て'ユダヤ人をガス室に運んだのはベンツのトラックだったのよ!!'
と激おこりで乗車拒否するザジと困惑するトト・・・から始まる映画で、

扱っているテーマが物凄いデリケートかつヘビーなだけに、チョイチョイ笑わせるシチュエーションが挟まれてるから、笑っていいのか不謹慎なのか本当によく分からなかった。
(自分のモラルと倫理観がグラグラになる感じ。)

ナチスの戦争犯罪を扱った作品は今まで数多くあったと思うけど、こんな不思議なバランス感覚の映画は多分初めてで、120分間 画面を食い入るように観た。

この映画、一般的には面白くない映画に入る可能性が高いと思いますが、個人的には見応えのある映画でした。


野外の風景とか室内の色味などの撮影がやたら綺麗だなと思ってたら、「4分間のピアニスト」の監督の作品だった。

なるほど!
とり

とりの感想・評価

3.6
被害者側と加害者側の意識に考えるところがあった。
性についてと登場人物の激しいぶつかりあいが印象的だった。
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