「愛と哀しみのボレロ」に、未公開映像を加えた4時間に及ぶ全長版。
とにかく沢山のシーンが追加されたことにより、細部に登場する人物まで細かい設定が与えられ、ラストのパリのシーンにその全ての人々の人生が…
上映時間は長いけど、情動的共感力を持つ人には、とことん刺さる映画。
そして特にジョルジュ・ドンが凄かった。
何が凄かったって、美しさは男女関係ないものだと、改めて気付かされるくらいに魅力的なボレロ…
モスクワ・パリ・NY・ドイツを舞台に、
第一次世界大戦時、戦禍に翻弄される芸術家達を2世代に渡って描く、
愛と哀しみ渦巻く壮大な大河ドラマ。
やはり冒頭とクライマックスのボレロの演舞シーンが圧巻!…
まさしく愛と哀しみのボレロ。
音楽と芸術の中で喜び合いながら日々を祝福していた者たちを、無慈悲に哀しみへと突き落とし、それが永遠と続くかのように思えていてもついに終わる日がやってくる
哀しみを背負…
誰が誰なのかちらほら分からず「情報量が多いよ!」と思いながら見ていたが、最後のあまりにゴージャスな大団円で全部許せてしまう、力技の満足感がある映画。でもこれたぶん映画じゃなくてワンクールのドラマとか…
>>続きを読む愛と哀しみのボレロ
Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて再上映を鑑賞。
2024年パリオリンピックのオープニングを彷彿とさせるエンディング!
皆さんの高評価とリバイバル上映という事で鑑賞…