16歳、戦火の恋の作品情報・感想・評価・動画配信

「16歳、戦火の恋」に投稿された感想・評価

Maiko

Maikoの感想・評価

4.2
胸が締めつけられました…
肌の色故に祖国を愛すること、
誰かを愛すること、
生きていることが罪だなんて。
辛すぎます。
主人公たちの恋も切なかったです。
けれどラストは一筋の光を感じました。
【国を愛する事さえ許されないとは】

寝る前に"綺麗でお洒落な恋愛映画"観たいなって思ったんだけど何故かここに行き着いたマジで間違えた無事観賞後鬱

かつてヒトラーはユダヤ人だけでなく肌が黒いドイツ人も一掃しようとしていたんですね。そんな中で主人公レイナは軍人ルッツと恋に落ちちゃうんですね。レイナ自身は立派な愛国心あるドイツ人なのに祖国を愛する事さえ罪になるという不条理さ

弟コーエンが反ユダヤ教育を受ける中で
レイナが"違う、彼は良いユダヤ人よ"って言うと
ママが"違うわ、彼は人間よ"って言ったのがすごいグッときた

特にこれといって珍しい展開も無いけど、観るにつれて不条理さに眉ひそめてしまった。あと英語と邦題が違和感すぎて...そこだけが...原題の意味が最後グッとくるのに...
リコ

リコの感想・評価

3.5
戦時下の初々しい恋を描く前半から、極限常態で追い詰められていく後半の落差に息が苦しくなった。

奇をてらった演出や才気ばしった上手さはないけれど、歴史に埋もれた史実を掘り起こす作品は確実に必要だ。

参考⏩https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-48511167
shoco

shocoの感想・評価

3.8
生きてるだけで罪に問われる時代があったんだよな辛すぎる。。。。

恥ずかしながらナチスによる黒人に対する迫害は知らなかった。
こんなこと絶対許されない。
純粋無垢な子どもたちが洗脳されていくのも許せなかった、ひたすら辛くて悲しかった。

ジョージマカイは辛い役が似合いすぎるけど毎度胸が痛いからどうかハッピーな役を、、、
戦争の対義語は愛だ。
でもその愛が犠牲者を生む。



追っかけ中のジョージ・マッケイ、先日観たエブリシングで超絶可愛かったアマンドル・ステンバーグ主演となれば観るのは今しかないと、かなり重いのは分かっていましたが鑑賞です。

時代はジョジョ ラビットと全く同じだと思う。敗戦間近のドイツ。幼い子がヒトラーに傾倒していく様子や、ドイツ人の中にもナチス政権に反対し、攻撃の対象となった人たちがいたことも同じように描かれています。でも私は知らなかった。アフリカ系ドイツ人が、ユダヤ人と同様、あの時代、民族浄化の対象となっていたことを。

本作は、ドイツ人の母とセネガル人の父のもと生まれたレイナと、ドイツ人青年ルッツの悲恋を通じ、戦争の悲惨さと、人種差別の愚かさ、子を思う親の悲痛さを描いています。

ただ人を好きになるだけのことが罪になり、産んだ子どもに自分以上の辛い思いをさせてしまう。母親にとってこんなに残酷なことがあるだろうか。ルッツの父親は、ジョジョ ラビットのキャプテンK同様、軍人でありながら政策には懐疑的で、敗戦の色が濃くなるなか息子をひたすら守ろうとする。息子が選んだ道の先を思っての、父親の選択が辛い。

同じテーマならジョジョの方が作りもうまくて響いたけど、本作は悲惨さも含めてストレートに描いてあったし、坊主にしてまで役に挑んだアマンドルに心動かされました。

若き兵士が板につきすぎのマッケイも、複雑な立場・心境の表現、ラストのショットに至るまで引き込まれました。彼の顔、好きだ。

迫害される側がされる一方ではなく(あの人は良いユダヤ人よ。あの子はユダヤ人だった、あなたは撃つべきだったわ。などの発言にもあるように)、迫害する側が完全な悪でもない。それが戦争のリアルなんだと思う。脳はシンプルにカテゴライズして理解しようとするから、ナチス=全員悪と考えがちだけど、人間はそんなにシンプルではないということも再認識しました。(擁護しているわけではないよ)


最後に。
同じ惑星に住んでいるのだから、私たちはみな同胞だ。人が人を殺す戦争だけは、これから世の中がどうなっていこうとも絶対やってはいけない。

誰もが我が子を守りたいのだ。
Parry

Parryの感想・評価

3.4
混血の少女とナチ将校の息子の秘密の恋。実際にナチスドイツに迫害されたアフリカ兵とドイツ人女性の間に生まれた「ラインラントの私生児」たちに着想を受けた映画。彼らは不妊手術を受けさせられ、投獄の対象となった。他の子と同じように育てたいと言う強い母の愛、内面化した差別、「ドイツ人」として認められたいと言う主人公など現代の日本に暮らす見た目が異なる日本人の子供の境遇に通じるシーンが幾つもある。
些細な禁止事項から迫害は加速していく。姉が大好きな白人の幼い弟は嫌々法律で決められたヒトラーユーゲントに参加するがどんどん差別的な思想を持つようになり変容し、彼女自身も”良いユダヤ人”と言う言葉を使う。母が彼らに言う「彼は良いユダヤ人だったから殺されなければ良かったんじゃない”人間”だったのよ」と言う言葉が重い。
公開前にナチをヒューマナイズするなと炎上したが、この映画でナチの将校は隠れて敵性音楽のジャズを聴き、黒人の少女はナショナリストで彼女を愛する青年はロシア人なら殺すのは簡単と言う。そもそもナチスは人間だから普通の人間らしくて当たり前。差別の複雑さを描いている。
「エリザベス」でアカデミー撮影賞を受賞したレミ・アデラファラシンによる端正な映像と誠実な演出、アマンドラ・ステンバーグ(the eddyと全然違う!)とジョージ・マッケイの若い2人による名演といい、広く観られるべき映画だと思いました。
Vee

Veeの感想・評価

3.9
ジョージマッケイ出てるからと安直な気持ちで見たらもう、、、重い重い、、
差別が酷すぎて見ていて疲れる、、
ただ、設定が若すぎたからなのか何故か感情移入はできなかった
Noi

Noiの感想・評価

3.7
辛かった。
若くて希望ある2人が戦争によって引き裂かれていくのを見るのは...

肌の色でドイツ人とみなされず差別を受ける。それにも負けずに、私はドイツ人だと言い切る姿や、人に優しくするレイナはとても強かった。

第二次世界大戦下、迫害される側の視点に立った話はよくみるけれど、ドイツ側の視点からの話は珍しいなと思った。
ルッツは純に祖国に尽くしたいという思いで出兵を望むが、残酷な現実を目の当たりにし絶望を覚える。父は息子が命を落とさないことを祈りながら安全な着任先を望むが、最後は悲しい結末に...
第二次世界大戦のドイツって世界の敵として見られがちだけど、そこで生きていた人たちは、従軍する人たちも含め、家族を愛し誰かを愛する。他の土地に住む人々となんら変わらない。
ただ、プロパガンダ的な教育・一方的な命令を受けて、生きるために、他国と向き合わされる運命にある。
決して戦下のドイツ側を美化するわけではないが、ドイツ側で戦っていた人たちも、同じ人間なんだと...。
独裁的な指導者によって先導される戦争が、多勢の人々の人生を狂わせていく。いいことなんてひとつもない。

拘留地でのルッツとレイナの再開は衝撃的だった。恋人だった2人が一変にして、ドイツ兵と被収容者という立場に置かれてしまう。人目につかないところで会い、ルッツが一緒に逃げようとレイナに涙ながらに伝えるシーンは胸が苦しくなった...

2人とも今の時代に生まれてきて、出会って、幸せな人生送ってほしかった...
『German Negro』…劇中で主人公👧🏽レイナが自らをそう呼ぶ。🇩🇪ナチス・ドイツ下で黒人に生まれたという残酷。「お前はその顔でドイツ人だと言い張るのか」…🔥THE 生き地獄(゚Д゚*💦✨展開がメロドラマぽいのでやや🚺女子向きカモ🦆✨🇩🇪国内の差別と、フェミニズムが併せて描かれまつ

👧🏽アマンドラ(🏆『The Hate U Give(‘18)』)の演技に胸がギュッとなる作品💔✨🎞エンドロールによると第三帝国には25,000人の黒人ドイツ人がいて、ヒトラーはその全滅を画策していたそう☠️✨以下、劇中に出て来る用語の補足れす

✏️【シオニズム(政治的イデオロギー)】
イスラエル文化の復興運動

✏️【ゲシュタポ】
秘密警察
Adele

Adeleの感想・評価

3.5
ジョージ・マッケイの大ファンで、この映画が観たいがために、Amazonプライム入会したぐらいです
自分の誕生日に観るんだ!と意気込んでたら、まわりから、辛い、悲しい、引きずるから、誕生日はやめた方がいいと止められたけど、ジョージ君への想いが止められずw、観てしまいました

うん、悲しいね
でも、時代も設定も悲しい結末になるのは最初からわかっていたから、みんなが言うほど引きずらなかった

ストーリーは1944年第二次世界大戦真っ只中のドイツ
白人の母親と黒人のハーフの16歳の娘と弟がドイツの田舎から、ベルリンに引っ越してきます
ちなみに弟は白人
アフリカ人の父を持つ娘が主人公のレイナです
ベルリンでナチス将校の息子ルッツと出会います

よくある話だし、展開もすごく読めるし、後半は少し急ぎ過ぎた感があるけれど、例え、ジョージ君抜きにしたとしてもなかなかの良作でした

まず、母親のレイナへの愛情が強く伝わってきて感動した
あの時代、未婚で黒人の子供も出産し、育てていくのはとてつもない苦労だったろうに、決してめげないし、レイナへの深い愛情がとても泣けた
『あなた達は痛みとともに生まれ、わたしのいきがいとなった。いつか、あなたにも母親になってほしい。』
きっと、レイナを見ていると愛したのに結ばれる事のなかった人を思い出すのだろう
たった、1人の忘れ形見…

もちろん、レイナとルッツの恋愛模様も切なく、悲しいのに美しく素晴らしかった
特にジョージ・マッケイ演じるルッツが初めてレイナを見かけた時の視線、表情…素晴らしかった!
あれは絶対一目惚れだと思う!
特に街中で隠れながら、狭い空間で手をつなぐシーンはこちらにまでドキドキ感が伝わってきた
2人のキスシーンは常に美しく、相性良かったんだろうな
ジョージ君の共演女優に対して、珍しくヤキモチ妬かずに観れましたw

ルッツの父親も最初は最低だと思ったけれど、息子を無事に守りたいという気持ちもよくわかる
ラスト、父親が愛する息子に対しての行動も冷たいようだけれど、あの時代であの環境だと致し方ないのか…

2人が出会った時代、生まれた時代がもう少し遅かったら…と思わずにはいられない作品
また、レイナへの人種差別も露骨でnigroというセリフが頻繁に出てきて、当時の状況だから
仕方ないとは思うけれど、ショックだし、気分が悪かった

ジョージ・マッケイは今回も幸薄感すごかったけれど、相変わらず、軍服が似合うし、ファンとしてはときめくシーンも満載
少し髪を金髪っぽく染めて、分けてる髪型も素敵でした

しかし、こんなに素晴らしい良作なのに、なぜに劇場スルーされたり、DVDやBlu-ray化されないのか?
しかも、Amazonプライム限定でしか観れないのは本当にもったいない
ジョージ君ファンだから言ってるのではなく、例え、彼抜きだとしても、少しでも多くの人達に観てもらいと思った

自分はコロナ終息したら、海外版のBlu-rayかDVD購入しようかと思います
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